GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
見守り・なくしもの防止端末 [biblle (ビブル)]
事業主体名
ジョージ・アンド・ショーン合同会社
分類
一般・公共用システム・サービス
受賞企業
ジョージ・アンド・ショーン合同会社 (東京都)
受賞番号
18G141158
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

biblle(ビブル)はタグとスマホアプリで利用する、見守り・紛失防止タグです。高齢者や子供の迷子や、鍵や財布、自転車など大事なものの紛失時に探す支援をします。タグは発信機として、最後に離れた位置をアプリに自動記録します。離れた後は他のユーザとすれ違うことで位置を更新します。日常的に使うものであるため、小型・軽量化とともに、表面のプレートに自由に印刷できる仕様にしました。デザインが豊富なことや、オリジナル商品を作れることで、発信機を持つ精神的負担を下げ、携帯率を格段に改善しました。永く使えるように、タグの購入費のみで利用でき、電池交換無しで約半年の利用、電池交換もできる設計となっております。

プロデューサー

ジョージ・アンド・ショーン合同会社 代表社員兼共同創業者 井上憲

ディレクター

ジョージ・アンド・ショーン合同会社 代表社員兼共同創業者 井上憲

デザイナー

ジョージ・アンド・ショーン合同会社 代表社員兼共同創業者 井上憲、リードデザイナー 小野幸村+株式会社ジャパンライフデザインシステムズ クリエイティブディビジョン プロデューサー 小沼亜実

企画・開発者 兼 デザイナー 井上憲

詳細情報

https://www.biblle.net/

発売
2017年2月15日
価格

3,996円 (税込)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

日々利用する見守り端末であるからこその「愛着」と「安心」の同居

背景

2025年には4人に1人が認知症と言われる中、高齢者の徘徊という社会課題は現時点でも年間500億円もの費用を発生させており、日増しにその課題を大きくしています。本商品の企画・開発者の家族も認知症を患い、この徘徊の問題に直面しました。企画当初では位置情報端末というと、たばこ箱サイズ、日々の充電、かつ無骨なデザインである上に、利用には月額課金がかかり、利用者の負担が高い端末しか存在していませんでした。一方で、この解決のために用いたビーコンと呼ばれる技術には、電波到達距離が100m程度しかないという課題がありました。ただし、アプリのユーザーが増えれば、すれ違いにより相互に位置情報の収集が可能な技術でした。そこで、本商品では製品の展開と共に見守り合いをする、という文化も併せて拡げることを進めてきました。なくしもの防止端末として一般販売を行うことで、この文化と位置収集の精度を日々高めています。

デザイナーの想い

「少しだけ優しい世界を創ろう。」本製品のビジョンです。製品を形作るだけでなく、お互いを見守りあっていくという文化も含めて拡げることを念頭に、商品デザインだけでなく、アプリを持ってすれ違うことが誰かを見守る役に立つ、というシステム全体も含めてデザインを行っています。実際に地域住民や企業と、本商品を利用した見守り実証を実施しており、このコンセプトを拡げる活動を行っています。敢えてシステムや機器だけで完成させず、見守りを支援しようという人の心が入って初めて完成する製品であることが、実際の見守りを実現するうえで重要だと考えています。この表現のために、アプリ内では「サポート履歴」として他の人を見守った履歴を表現しています。現在では各地域の大手企業や地場の商工会の人たちと共に本活動を推進しており、到達点として見守りが機能する国というブランドを作っていくことが大きい思いとなっています。

仕様

【サイズ】 縦×横:6cm × 2.2cm, 厚さ 5.5mm 重さ:9g 【対応端末】 iOS: Bluetooth 4.0対応/iOS 9.0以降(iPhonse 4s, iPad(第3世代), iPad mini, iPod Touch(第5世代)以降) Android: Bluetooth 4.0対応/Android 4.4以降

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Amazon.com, 楽天, zozotown, ナノ・ユニバース, 東急ハンズ, ビックカメラ
biblle 公式ウェブショップ
Amzon.com (Amzon.com内 自社EC)
zozotown(ナノ・ユニバースによるEC販売)

審査委員の評価

スマホと連動した見守り機器&サービスは近年さまざまなものが登場してきている。本製品は見守りに併せて、なくしもの防止の機能を付けることで、認知症が始まった方が貴重品や鍵を家のどこかに置いたまま忘れてしまうといった、よくある事態に対処できるものとなっている。キーホルダー感覚で使え、しかも低価格・半年に一回の電池交換といった気軽に使える実用性重視の姿勢を評価した。

担当審査委員| ドミニク・チェン   Andrew Pang   閑歳 孝子   長田 英知   藤崎 圭一郎   Andrew Pang  

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