GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
文教コミュニケーション支援ソフトウェア [FUJITSU 文教ソリューション K-12 コミュニケーション支援 きもち日記]
事業主体名
富士通株式会社
分類
一般・公共用アプリケーション・ソフトウェア
受賞企業
富士通株式会社 (神奈川県)
富士通デザイン株式会社 (神奈川県)
国立大学法人香川大学 (香川県)
香川県教育委員会 (香川県)
小豆島町教育委員会 (香川県)
受賞番号
18G141153
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「K-12 コミュニケーション支援 きもち日記」は、子どもたちのコミュニケーションと文章表現学習を支援します。 発達障害や知的障害などがある子どもたちが、5W1Hの日記形式で、気持ちや経験を自分自身で表出・文章表現することを支援するソフトウェアです。 障害の特性に配慮したデザインにより、表出・表現したい経験や出来事を写真・画像として視覚的に中央へ配置。感情の種類や度合いをキャラクターの表情やアニメーションから直感的に選択可能としました。また、一人ひとりの発達・知的レベルに応じた学齢別での漢字表示設定や、発達段階に応じた5W1H要素、感情種別の表示数等の設定を可能としました。

プロデューサー

富士通株式会社 宇野剛

ディレクター

富士通デザイン株式会社 浅川玄、辻垣幸子+国立大学法人香川大学 教育学部 坂井聡、宮﨑英一

デザイナー

富士通デザイン株式会社 杉妻謙、境薫

詳細情報

https://www.ttools.co.jp/product/other/kimochinikki/index.html

発売
2017年11月
価格

10,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

発達障害や知的障害などがある子どもたちのコミュニケーションを支援するソフトウェア

背景

共生社会実現に向け国は、障害がある子どもと障害がない子どもたちが共に同じ教育環境で学ぶインクルーシブ教育システム構築を推進。その実現には、生活や学習等の様々な場面において、一人ひとりの障害に応じた合理的配慮が求められる。本ソフトは、教育において重要である自身の経験や気持ちを伝えることに困難がある、知的障害や発達障害がある子どもたちを対象として、自身で感情表出・文章表現を行うことの支援・合理低配慮提供を狙い開発・製品化を実施した。

デザイナーの想い

知的障害や発達障害がある子どもたちのワーキングメモリやコミュニケーション能力の課題に対して、情報を構造化・視覚化する視覚化支援のアプローチでUIや機能をデザインした。伝えたい内容を5W1Hで放射線状に構造化したUIをベースに、出来事や経験を思い出し伝えやすくするため、写真や画像一覧から視覚的に選択できる機能を実装。 また、感情の選択・表出では、選択した感情の度合いをスライダー操作でコンマ1刻みで数値として表現するとともに、キャラクターの表情アニメーション変化や三角ゲージの面積変化により視覚的に表現した。これらにより感情の理解や表出が難しい発達障害(自閉傾向)がある子どもたちでも、より豊かな感情表出をすることを実証した。 富士通と香川大学はこれらのデザインでの成果を活用し、インクルーシブ教育に向けたICT利活用モデル開発のみならず、初等中等教育分野向けソリューション強化にも活用していきたい。

仕様

1)利用者のターゲット 発達障害や知的障害などがある特別な支援を必要とする子どもたち、 ならびに子どもたちを指導支援する教員・支援員 2)動作環境 WindowsタブレットPCにて動作 ・対応OS Windows 8.1/10 ・Microsoft.NET Framework .NET Framework 4.5 ・画面解像度 1920 x 1080 以上

どこで購入できるか、
どこで見られるか

富士通コンタクトライン/アシスティブ・テクノロジー製品専門ショッピングサイト at-mall.com
K-12 コミュニケーション支援 きもち日記V1(CD-ROM版)
富士通お客様総合センター/富士通コンタクトライン

審査委員の評価

発達障害や知的障害を持つ子どもたちや、それを支える教員たちと丁寧にコミュケーションすることで、当事者が「本当に必要としている機能とデザイン」を設計した点を評価した。子どもによってイラストで想いを伝えやすい、テキストの方がいい、といったような、ひとりひとりに特性がある。そうした部分を、サービス側で細く設定できるようになっていた。実際に子どもたちの感情表現が豊かになったという成果が上がっている点は、大いに評価できる。

担当審査委員| ドミニク・チェン   Andrew Pang   閑歳 孝子   長田 英知   藤崎 圭一郎   Andrew Pang  

ページトップへ