GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
日本酒 [X01]
事業主体名
沢の鶴株式会社
分類
一般・公共用パッケージ
受賞企業
ヤンマー株式会社 社長室デザイン戦略室 (大阪府)
受賞番号
18G131083
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「日本の米作り、日本の農業を変えたい」という熱い思いを持つ沢の鶴とヤンマーがタッグを組み、「新しい酒米を作る」という前代未聞のプロジェクトから生まれた、初めての純米大吟醸酒「沢の鶴X01」を4千本限定で2018年2月より発売しました。 沢の鶴が求める品質・価格条件の酒米をヤンマーが生産者とマッチングして提供し、沢の鶴が醸造しました。注いだ瞬間に広がる、熟した果実を思わせる香りが印象的な日本酒です。 パッケージデザインはヤンマーのデザイン戦略室が担当しました。灘の酒の特長を黒色、プロジェクトにかける思いを赤の挿し色で表現し、ヤンマーの機械銘板をイメージしたチャームで両社の取り組みを表現しました。

プロデューサー

ヤンマー株式会社 社長室デザイン戦略室 土屋陽太郎

ディレクター

ヤンマー株式会社 社長室デザイン戦略室 海道未奈

デザイナー

ヤンマー株式会社 社長室デザイン戦略室 山元真弥

詳細情報

http://www.sawanotsuru.co.jp/brand/x01/

発売
2018年2月26日
価格

1,500円 (4000本限定販売)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

『男酒BLACK』 X01の黒色をこう呼んでいます。プロジェクトにかける思いをこの色に込めています。

背景

1717年に灘の西郷で米屋の副業として、「※(こめじるし)」を掲げて酒造りをはじめた沢の鶴は、米にこだわり約130年にわたって農家さんと共に酒米作りをされています。また、沢の鶴の酒造りに使われている「灘の宮水」は日本名水百選のひとつに数えられ、日本では珍しく硬度が高いのが特長で「灘の男酒」と呼ばれるすっきりとしたキレのある味わいを生み出しています。 この特長のある男酒の味わいを、黒という色で表現しています。瓶も紙管もパッケージデザインは黒を基調とし、テクスチャーの違いによる黒の世界観を徹底的に追求しました。 また、沢の鶴が掲げる「※(こめじるし)」をヒントに商品名は“X01”としました。“X”には「いままでにない新しいものを生み出す」「ヤンマーと沢の鶴がタッグを組んだ」という意味が込められています。さらに継続発展させるという決意を込めて“01”というナンバーをつけています。

デザイナーの想い

黒という色にこだわりました。灘の酒は「男酒」と呼ばれているため、男らしいディテイルを黒で表現し随所に入れています。一般的な瓶では光の透過で緑っぽくみえてしまうので、光があっても黒くみえるよう何度も試作を繰り返しました。ラベルや紙管にはレザーのような風合いを持つ紙を採用し、男酒の世界観を表現しています。商品名を箔押しの黒、アルミ製キャップも黒色で表現していますが、唯一、キャップの封緘紙や紙管の内側には挿し色として赤色をくわえており、プロジェクトメンバーの「日本の米作り、日本の農業を変えたい」という情熱を表現しています。 さらに、X01の象徴として、チャームを付属しました。ヤンマーが製造する機械に貼付される個体識別用の製造銘板をモチーフにしており、開発の思いとシリアルナンバーが刻印されています。ヤンマーと沢の鶴がタッグを組んだ証しであり、飲み終わったあともチャームは手元に残すことができます。

仕様

ガラス容器 アルミ製スクリューキャップ 紙ラベル 紙管 外寸:H187.5mm x W45.0mmmm (紙管H205.00mm x W55mm) 容量:180ml 重量:190g(瓶) / 紙管(61.5g)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

沢の鶴X01ブランドサイト
ヤンマー Yメディア
SAKETIMES 酒タイムス

審査委員の評価

沢の鶴とヤンマーが協業してつくった日本酒。酒米の安定供給のためにヤンマーがその営農、栽培技術を生産者に共有している。その仕組みづくりを含めてこのプロジェクトをつくりあげているのが素晴らしい。そして何より、自社内にデザイン戦略室をつくりデザインと経営を同列であつかっているヤンマーにデザイナーとして拍手を送りたい。

担当審査委員| 鹿野 護   河瀬 大作   平林 奈緒美   水口 克夫   水口 哲也   Chi mei Chang  

ページトップへ