GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
グランモール公園再整備 [グランモール公園再整備]
事業主体名
横浜市環境創造局
分類
ランドスケープ、土木・構造物
受賞企業
横浜市環境創造局 (神奈川県)
株式会社三菱地所設計 (東京都)
受賞番号
18G121014
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この公園の重要な特徴「約700mの全長にわたり様々な用途の建築敷地に接し、かつ開かれている」ことを生かし、基本構成としてパブリック領域(公園)とプライベート領域(隣接敷地)の接点に中間領域「テラス」を設定した。これにより、人々をそぞろ歩きへ誘い、屋外のパブリック空間の価値を発見してもらうことで、公園がこれからの街を牽引する原動力になると考えた。さらに、公園という都市施設に積極的にグリーンインフラを導入した。貯留砕石路盤に保水性舗装や樹木、水景を組合せ、大きな水循環の仕組みを構築するとともに、ペイブメント、グレーチング、ファニチャー、照明等の様々な施設のディテールに統一して表現することに努めた。

プロデューサー

横浜市環境創造局

ディレクター

株式会社三菱地所設計 都市環境計画部 植田直樹、津久井敦士

デザイナー

株式会社三菱地所設計 都市環境計画部 植田直樹、津久井敦士+株式会社 スタジオ ゲンクマガイ 熊谷玄、伊藤祐基、渡邊聡美+株式会社トミタ・ライティングデザイン・オフィス 富田泰行、南雲祐人

植田直樹

詳細情報

http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/park/make/seibi/grandmallpark/

主要な再整備工事完了
2017年3月29日

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

歩行者軸から憩いと賑わいあふれる公園へ。環境改善と水循環の思想、それらを表現するデザインを展開。

背景

グランモール公園は、横浜市の大規模ウォーターフロント開発であるみなとみらい21中央地区の象徴的な公園である。1989年の横浜博覧会の開催に合わせて、横浜美術館とともに公園の中心的広場である「美術の広場」が供用開始された。その後、段階的に整備が実施され、1999年11月に全面開園となった。開園以降は、横浜の2つの都心である横浜駅周辺地区と関内地区をつなぐ主要な歩行者軸として、市民に愛されてきた。しかし、美術の広場の供用開始からおよそ四半世紀が経ち、設備等の公園施設の老朽化や、隣接敷地の開発が進み周辺土地利用が変化したこと、また、「横浜みどりアップ計画」や「環境未来都市計画」等の横浜市の取組への対応など、公園に求められる役割の変化や賑わいづくりなどの公園の魅力向上が求められている状況から、公園の再整備事業(公園施設の大規模改修・更新)が実施されることとなった。

デザイナーの想い

当初整備においても「水・緑・光」をテーマに、またファニチャー類には「海」をテーマにデザインされていたが、4つの広場の整備年次が異なったことなどから、公園としての一体感が不足していた。再整備にあたっては、公園を一体的に見せる設えとして、各広場の中心で地区内歩行者ネットワークとの結節点を「プラザ」、公園を貫く中央の主動線を「モール」と設定し、ペイブメントのパターン等に共通のデザインを導入することで公園のイメージ統一を図った。 さらに、地区を代表するオープンスペースとして、魅力的な夜の表情を創出し、都市景観の向上に貢献するために、サイトスペシフィックな夜景の創出も図った。また、ファニチャー類においても、当初整備のテーマとして使われていた「海」を継承しながら、海に関連する「港」「船」のテーマも加え、ベンチ、水飲み、グレーチングのパターン等に展開し、グランモール公園のアイデンティティの確立を図った。

仕様

公園種別:近隣公園/面積:23,102㎡(公園全体)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目

審査委員の評価

全長700mにも及ぶグランモール公園の再整備計画。敷地は横浜美術館とMARK IS みなとみらいに挟まれた一等地であり、逆にデザインとして非常に難しい場所である。中央を大きく開け、通り抜けられるようにするとともに、美術館側には大きな芝生広場を、MARK IS側には樹木を追加して小さなスペースに分割し、全体としてまとまった美しい空間をデザインしつつもヒューマンスケールにおいては個別に気持ちのよい場所を用意してある。上質で大人な計画。

担当審査委員| 山梨 知彦   浅子 佳英   石川 初   色部 義昭   永山 祐子   Gary Chang  

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