受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
松山市の中心に位置する幅40m街路の改修。6車線を2車線までに狭める大幅な車線減少と、沿道との関係をひとつずつ読み込んだ歩道空間のデザインによって、地域の暮らしを育む「街の庭」としての街路へと再生した。最大10mまで広がった歩道には、芝生広場でキャッチボールをする子供達や、子育て世代がデッキで食事し語らう姿、花を育てる住民などの懐かしい風景が戻り、地元の手で毎月行われるマルシェは愛媛中から多くの人・ものを集め、城下町らしいハレの姿を見せる。松山アーバンデザインセンターと地元職人の手による移動式屋台も完成し、生まれ変わった花園町通りを舞台に、生き生きとした暮らしの風景が生まれている。
- プロデューサー
松山市+花園まちづくりプロジェクト協議会
- ディレクター
東京大学教授 羽藤英二+松山アーバンデザインセンター
- デザイナー
株式会社設計領域 吉谷崇、新堀大祐+ナグモデザイン事務所 南雲勝志
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- 詳細情報
- 利用開始
- 2017年9月23日
- 設置場所
愛媛県松山市花園町