GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
商業施設 [ワダスポーツ]
事業主体名
株式会社ワダスポーツ
分類
商業のための建築・空間・サインシステム
受賞企業
マツヤアートワークス一級建築士事務所 / KTX archiLAB (兵庫県)
受賞番号
18G120996
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

創業30年を迎えるラケットショップの移転。ラケットを模した巨大な楕円形のディスプレイ什器は建物の柱・梁を担う実際の構造体でもある。楕円吹抜下には商品となるラケットが並ぶ。ラケットはシリーズごとに並べられ、グリップの感触、太さ、重さの違いを1本1本握って確かめられるよう配置されている。楕円吹抜上部には、木製のビンテージラケットや有名選手が試合で使用したラケット、先般の東北大震災の中、奇跡的に姿を留めていたラケットなど、全国から集められた数々の貴重なラケットが展示される。商品と展示物としてのラケット自体がデザインの主役として空間に彩を与えている。

デザイナー

株式会社マツヤアートワークス一級建築士事務所+KTX archiLAB 松本哲哉

一級建築士 松本哲哉

詳細情報

http://ktx.space/2017/09/21/turning-the-architectural-structure-into-a-huge-fixture/

利用開始
2017年9月13日
設置場所

兵庫県姫路市網干区坂上102番地3

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

商品自体が空間に命を与える

背景

創業30年を迎える ワダスポーツ 本社・本店の新築移転計画。同社は地域のスポーツ振興にも力をいれ、地元からも信頼の厚い企業である。地域のスポーツ文化を牽引する同社の歴史を反映しつつ、新たな門出となる建築の設計が要望された。そこでラケットスポーツの歴史を読み取れる展示を行い、それを次代へと伝えることのできるノアの方舟の創出を目指した。また、一つ一つ手にとって感触を確かめながら商品を選びたいという要望に応え、アスリートファーストの商品陳列を考える必要があった。

デザイナーの想い

商品のラケット自体が非常に色鮮やかでデザインのバリエーションが豊富であることから、ラケット自体をデザインの主役とすることとした。商品の配列方法は効率を求めて導き出されたものであるが、一定数のラケットが連続して並ぶ様は独特の風景を生み出した。また、ラケットのデザインは時代と共に変化するため、陳列商品が入れ替わるごとに、その時代にあった表情を空間に与えてくれる。 更にそのラケットデザインの変遷を、吹き抜け上部のディスプレイにて知ることができる。 まさに商品自体がこの空間デザインの主役であり、空間に命を与えている。

仕様

鉄骨2階建 延床面積412.42㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ワダスポーツ

審査委員の評価

商品自体で空間をつくること自体は、一般的なアプローチであるが、このデザインが優れている点は、陳列棚ごとに配置されるラケットを角度に傾ける事によってを手に取りやすい角度が追求されている点と、結果生まれた曲面的で3次元的な空間はアイコニックなだけでなく、商品の一覧性も高めている点にある。機能性と意匠性を効率良く高め合うデザインとして評価したい。

担当審査委員| 山梨 知彦   浅子 佳英   石川 初   色部 義昭   永山 祐子   Gary Chang  

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