GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
商業施設 [神田テラス]
事業主体名
LANDPOOL株式会社
分類
商業のための建築・空間・サインシステム
受賞企業
株式会社キー・オペレーション (東京都)
受賞番号
18G120983
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

神田小川町の靖国通りの裏に位置する3面を道路に面した細長い区画に計画された飲食テナントビル。 それぞれの飲食テナントがもっと街に関わることができる空間を作るために、前面道路に面してビルの外形を穿ったヴォイドをつくり、立体的な垂直ガーデンテラスを提案した。ここでは人と交通が行き来する都市のダイナミックなスペースのなかで食事をするという体験を得ることができる。飲食ビルでは個々のテナントが完全に独立してしまっていることが多いが、このビルではそれぞれのテナントがもっとお互いに関りを持ち、それぞれのレストランの客が、このビルの別のレストランにも来店していただく相乗効果を狙っている。

プロデューサー

LANDPOOL株式会社、服部友哉

デザイナー

キー・オペレーション一級建築士事務所、小山光+有限会社構造設計工房デルタ+Comodo設備計画

詳細情報

https://www.keyoperation.com/archives/projects/kanda-terrace/

竣工日
2017年9月12日
販売地域

日本国内向け

設置場所

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-14-13

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

立体的な垂直ガーデンテラス

背景

千代田区では街並み誘導のための地区計画があり、敷地から一定距離セットバックすると斜線制限の適用除外が受けられるため、斜線でけずられることなく、9層の高さのヴォリュームを建てることができた。 細長い平面では、階段とエレベーターの配置でほぼ全体のプランが決まることから、どこからのアクセスが有効かを検討した。側面道路の中間部からのアクセスであれば、1フロアに2テナントを想定できるが、敷地の間口が狭いため、中間部に階段、エレベーターを設置すると、1フロアを大きく使いたいテナントにとっては使いにくくなってしまう。またエレベーター1基で10層20テナントをカバーすると待ち時間が長くなりすぎるため、30坪程度の1フロアに1テナントとした。2Fより上にアクセスするエレベーターと階段は裏側に設け、前面道路側は1Fのみのエントラストとして、この敷地で最も開けている前面道路側をフリーにするようにした。

デザイナーの想い

ここ数年、飲食テナントビルを設計する機会が多く、それぞれ全く異なる個性のテナントをどのように集合させて、どのように街並みに関わらせていくべきかを考えてきた。1Fは街を行きかう人々に直接アピールできるが、上階になると、レストランが集合した建物のイメージをビルとして作り、このビルに来れば、何らかの満足できる魅力的なレストランに出会うことができるというアピールが必要である。 このビルでは、垂直動線を裏にもっていったことでフリーになった前面側にそれぞれのレストランがもっと街に関わることができる空間を作りたいと思い、前面道路に面してビルの外形を穿ったヴォイドをつくり、立体的な垂直ガーデンテラスを提案した。ここでは人と交通が行き来する都市のダイナミックなスペースのなかで食事をするという体験を得ることができる。

仕様

S造+一部SRC造/杭基礎/延床面積 986.03㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-14-13

審査委員の評価

靖国通りに面して京都の床のように街に張り出したテラスを設け、そこで食事をする風景などがアクティビティとしてのファサードを作り出している。地区計画を活用し前面にテラスとボイドをずらして設けることで視線が立体的に行き交い、それぞれの場所を意識することができる仕掛けがなされている。テラスの上裏面を特徴的な木の仕上げとしている。実はビルで一番目につく天井面をもう一つのファサードとして表現されている。多層階に積み上げられた飲食ビルの高層階が路面に対してのアピール力が弱くなりがちなところを解消する鮮やかな解法が評価された。

担当審査委員| 山梨 知彦   浅子 佳英   石川 初   色部 義昭   永山 祐子   Gary Chang  

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