GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
オフィス [ヒュッテナナナ]
事業主体名
株式会社デザイン・インプルーブメント
分類
店舗・オフィス・公共用家具
受賞企業
株式会社デザイン・インプルーブメント (福井県)
株式会社ヒャッカ (福井県)
受賞番号
18G120969
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Web製作会社の社屋兼セカンドハウス。ネット世界がコーディングで生成されるように、建築の『コード』による意匠と構造とディテールの同時生成を目指した。①両端の片ブレースで片持の耐震壁と梁をつくり剛接した棟部による妻側フレーム。②「FIXガラス」と「両ブレース+開き戸」の反復。③産業廃棄物(コンクリート)を極端に減らし、再生可能素材(木・鉄・ガラス・発泡スチロール)を活用。④空間をつくる付加的材料(石膏ボード)の不使用。これらはITの世界でバグを発生させないことと通じます。まちの公開空地としての役割を果たす中、『コード』によって現れた建築は施主や家族、地域の人たちに豊かな彩を与えはじめています。

プロデューサー

株式会社デザイン・インプルーブメント 代表取締役 吉村 正照

ディレクター

株式会社ヒャッカ 丸山 晴之

デザイナー

株式会社ヒャッカ 丸山 晴之

詳細情報

https://mrhr.jp/works/hutte-nanana.html

利用開始
2016年9月8日
設置場所

福井県福井市古市3-610

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

『コード』による建築。CI(コーポレートアイデンティティ)をあらわし、住宅街に現れたセカンドハウス。

背景

両親が残してくれた住宅を、会社の事務所と兼用していた施主。そこから200mほど離れた本敷地は、施主が幼少の頃に住んでいた古い家屋が近隣に残るエリアで思い入れをもつ場所。本敷地は両端部が接道し10×60mと細長く、以前は長屋が建ち、一部を畑や貸し駐車場として使っていました。求めたのはWeb制作会社の社屋という用途だけではなく、一人で暮していた施主が結婚をして二人になり、娘が誕生することで三人となった家族それぞれの人生の幅を拡げ、日常の生活に今までとは異なる彩りをもたらす「セカンドハウス」としての役割でした。

デザイナーの想い

施主の吉村さんとは、もともとデザイン業界での活動をともにする短期大学の非常勤講師仲間。計画は以前より伺っており簡単な検討をしたのち休止状態に。そんな中、一人暮らしだった吉村さんに家族ができ計画が復活!意気込む中、最初につくった案をプレゼンしたところ即、決定したのがこの建物。ここで徹底したのはデザインの自動化。最初のコードを設定した後、見せる為の意匠やつくりこみを行わず、プリミティブにしておく。ディテールも「納めない納まり」としました。そのことが建物の名称としてヒュッテ(山小屋)と名付けられています。完成してから地域イベントの場になったり、家族にとってのセカンドハウスとして使われている様子を大変嬉しく思います。そうそう…。地域の小学生は吉村さんを「ガラスの家の住人」と呼ぶそうです。

仕様

面積(敷地:650.58㎡、建築:104.98㎡、延床:64.58㎡) 構造階数(木造一部鉄骨造、地上1階)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

福井県福井市古市3-610

審査委員の評価

住宅街に建つWEB製作会社のオフィス兼セカンドハウス。ヒュッテと言う名前のイメージ通り、小さな山小屋のような平屋の建物。シンプルで合理的な構成とディテールによってできた家型の開放的な筒状空間は少し地面から持ち上げられていることで、周りの日常空間から距離が生まれ、オフィスらしい心地よい緊張感も生まれている。実際に空間を体験したが、シンプルで力強い、鮮やかな解法を持った建築であった。

担当審査委員| 山梨 知彦   浅子 佳英   石川 初   色部 義昭   永山 祐子   Gary Chang  

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