GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [ザ・パークハウス 西新宿タワー60]
事業主体名
西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合
分類
中〜大規模集合住宅
受賞企業
西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合 (東京都)
三菱地所レジデンス株式会社 (東京都)
相鉄不動産株式会社 (神奈川県)
丸紅株式会社 (東京都)
受賞番号
18G110927
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新たな入居者と共に活気溢れる街を作りたいという地権者の想いと、多世代が暮らすマンションのコミュニティに期待と不安を持つ新たな入居者の想いに応えるため、「新旧・多世代の入居者」「地域の人々」それぞれが愛着を持ち、出会い、つながりが育まれるマンションを計画した。つながりが育まれる場として「ENGAWA」「結いの森」等、様々な人が足を運びたくなるユーティリティな共用施設を設えると共に、つながりを誘発する仕組みとしてコミュニティ支援プログラム「西新宿CLASS in the forest」を企画。「場」と「仕組み」の2つのアプローチで、入居者だけでなく地域を含めたコミュニティ形成の実現を目指した。

プロデューサー

三菱地所レジデンス株式会社 岡田友裕+相鉄不動産株式会社 高田仁志+丸紅株式会社 馬躰純一

ディレクター

三菱地所レジデンス株式会社 街開発事業部 深野祥子/商品企画部 松本竜+HITOTOWA INC. 津村翔士、葛西優香

デザイナー

株式会社フジタ 伊藤良介+三菱地所設計 石井邦彦+東京おもちゃ美術館 多田千尋+ワイス・ワイス 野村由多加+パワープレイス株式会社 坂本晃彦+生態計画研究所 竒二正彦

詳細情報

http://nishishinjyuku-class.tokyo/

利用開始
2017年10月31日
価格

31,000,000 ~ 350,000,000円

設置場所

東京都新宿区西新宿5丁目

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「新旧・多世代の入居者」「地域の人々」それぞれが愛着を持ち、出会い、つながりが育まれるマンション計画

背景

木造住宅密集地域の災害面・環境面での課題を解決するために始まった再開発だったが、それと共に地権者には、商店街を中心に活気に溢れていた街を再開発によって新たな入居者と共に取り戻したいという想いがあった。/大地震等の災害リスク、一人暮らしの高齢者の増加等、マンション住民同士における共助の重要性は年々高まっており、特に子育て世代や高齢者世代は普段から情報交換等、お互いに寄り添うことのできる環境を必要としている。一方で、マンションではセキュリティ等への配慮から入居者同士や地域との交流を持ちづらい構造になっている。特に都心の超高層マンションでは、世代やライフスタイル、国籍、文化の異なる様々な世帯が同居することから、「お隣さんとの交流」になかなか踏み出せない実態があった。

デザイナーの想い

あらゆる世代、多様な家族構成、多国籍といった様々な入居者が同じ建物内で生活する本マンションにおいて、入居者同士のつながりを育むことは、平常時から災害時まで共に助け合えるようなコミュニティ形成に貢献することができ、また子育て世代や高齢者が悩み事を相談できる等、日々の生活を豊かにすることができると考えた。/再開発では一般的に超高層マンションや公開空地が整備され、安全・安心で景観の良い街として一新されることが多い。さらに本マンションでは地域の伝統や文化の継承が置き去りにされることなく、新旧入居者、地域住民が共に、活気溢れる街を取り戻すために、ひとつの解決策を示したかった。/入居者同士のつながり、地域とのつながりの醸成が、何年・何十年後に本マンションの入居者が西新宿をホームタウンと思えるようになり、長年に渡る地域の活性化に結びついてほしいと願う。

仕様

【敷地面積】7,530.65㎡【建築面積】3,089.68㎡【容積対象面積】72,794.33㎡、【構造・規模】鉄筋コンクリート造地上60階地下2階建、【総戸数】953戸(別途店舗15区画)、【分譲住戸面積】33.90㎡~156.99㎡、【駐車場】286台

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ザ・パークハウス 西新宿タワー60(東京都新宿区西新宿五丁目)

審査委員の評価

高級かつゲーテッドなイメージのあるタワーマンションは、しかし、それ故に近隣コミュニティと隔絶していることが多い。しかし、この計画は、タワーマンションができるメリットを近隣にフィードバックし、タワーマンションの建設に伴って生み出された1900平米の外部空間を整備して、地域との接点としている点が評価できる。特にフォレストハウスとしての共用空間を森に面して配置し、多世代交流施設として計画している。この建物のゆったりとした空間構成も多目的な用途や居場所を想起させ、多面的な近隣との交流の機会を提供する可能性をもっているように思える。タワーマンションと近隣の創造的な接点としての新しいあり方を提示している。

担当審査委員| 篠原 聡子   猪熊 純   西田 司  

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