GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
店舗付き戸建て住宅 [Art BLD.]
事業主体名
株式会社イズモコーポレーション
分類
戸建て住宅
受賞企業
渡邉明弘建築設計事務所 (東京都)
受賞番号
18G100865
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

築 35 年の美容室+住宅をギャラリー+飲食店+住宅として再生した。 再生後の3つの用途を消防上別棟とすることで、防災設備を最小限化するとともに、既存の階段室に竪穴区画が不要となり、垂直・水平に連続した豊かな空間を獲得した。 旧耐震建築物のため、構造上不要な壁を撤去して建物を軽量化し、構造的な負担を減らしている。新設する壁は消防の区画と水まわりの居室に必要な箇所のみとした。 既存のポテンシャルを活かすとともに新旧が混ざり合う空間とすることで、新築では得られない生活空間を獲得した。また、住宅を撮影スタジオとして貸し出したり、仕上を少しづつオーナーが更新するなど、新しい生活が試みられている。

プロデューサー

株式会社イズモコーポレーション

ディレクター

渡邉明弘建築設計事務所 主宰 渡邉明弘

デザイナー

渡邉明弘建築設計事務所 主宰 渡邉明弘

詳細情報

https://www.aki-watanabe.com/

利用開始
2017年7月
設置場所

東京都新宿区

受賞対象の詳細

背景

人口減少による床余りや働き手の不足が顕著になりつつあり、既存建物の活用の促進がますます求められている。 この住宅では新築のような建物を目指すのではなく、既存を活用するからこそ獲得できる生活空間のデザインを目指した。 このような生活空間の提案が、新築至上主義からストック型の社会へ移行するために役立てばと考えている。

経緯とその成果

既存を活用するからこそ得られる生活空間の獲得

デザイナーの想い

竣工後にオーナーが自らの生活を考えられる住宅をつくることを目指した。 仕上はあえてラフな部分を残してオーナーが手を加える余地を残し、多きなワンルーム型の空間として色々な環境が生まれる状況をつくっている。 住み始めたオーナーは少しづつ壁を塗装したり、季節によって家具を移設して生活している。また、住宅を撮影スタジオとして貸し出すなど、新しい試みも始めている。 このように、住宅が、住まい手が自身の生活を考えるきっかけとなっていることを嬉しく思っている。

仕様

構造:RC造 規模:地上3階・地下1階 建築面積:63.134m2 延床面積:218.96m2 用途:住宅、店舗、ギャラリー

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都新宿区
渡邉明弘建築設計事務所 ウェブサイト

審査委員の評価

鉄筋コンクリート造の既存ストックを、現代的に再生した好例として評価した。実質的な構造耐力の向上、区画の考えの整理による開放的な空間の獲得、新旧混在の空間表現など、質の高い建築的操作が行われている。1つの建築作品としても魅力的であるが、このような取り組みの集積が現行規制を逆照射し、安全性と創造性の両立に、より多くの関心が向けられることも期待する。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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