GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
住宅 [未来のまちに贈る家]
事業主体名
株式会社平成建設
分類
戸建て住宅
受賞企業
網野禎昭 (東京都)
株式会社平成建設 (静岡県)
株式会社宮田構造設計事務所 (東京都)
新栄工建株式会社 (北海道)
受賞番号
18G100856
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

持続可能な社会とは、循環型資源の活用(物)と地域コミュニティーの存続(人)を両輪として成り立つとの考えに立ち、地場産木材を豊富に活用し、従来の住宅と非住宅の境目を超えた生活空間を提案した。強固な木の「ガランドウ」は、様々な用途を受け入れ、住宅、店舗、集いの場等として使い継がれてゆく。山と街の共存を目指したビルディングタイプである。

デザイナー

網野禎昭+株式会社平成建設 奥村賢史、和知祐樹

詳細情報

https://www.heiseikensetu.co.jp/work/detail/ex75/

利用開始
2017年12月1日
設置場所

北海道江別市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

住まい手や時代の変化を大らかに受け入れるトドマツの大屋根構造と撤去可能なブリッジ状の自立型内部構造。

背景

昨今の空き家問題、住宅の短寿命化に見られるように、個人向けカスタマイズを追求した結果、日本の戸建住宅は汎用性と持続性を失ってしまった。スクラップ&ビルドの終焉に向け、持続的な街並みや住環境をつくるためには、木材を含め建築物への相応の投資が必要であり、それを可能にするためには、長きにわたって使い続けられる空間が不可欠である。木材をふんだんに使用した大きな民家は長持ちするという、伝統的経験則に倣った。

デザイナーの想い

古希を過ぎた施主夫婦のための新居。というよりも、まだ見ぬ次の住まい手に贈る家といった方が正しい。この家に自分たちが住む年数は僅かなもの。だからこそ「未来の人たちに贈る家」を建てたいという施主の願いに共感し、着想を得た。

仕様

敷地面積:846.53㎡/建築面積:146.47㎡/延床面積:199.82㎡/構造:RC造(一部木造)/階数:2階建

審査委員の評価

人・資源・エネルギーの循環が、建築デザインのもとに統合され、地域性の獲得へつなげられている。これは建築という存在がなしうる大きな可能性である。将来にわたって地域へ開かれうる空間構成、主伐期を迎えた人工林資源を活用するための構法・構造の開発、寒冷地でのモデルになり得る複合的なエネルギー利用など、意匠、構造、設備の試みが極めて高次元で統合された建築作品であることが評価された。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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