GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [Hill Top House 丘の上に立つ別邸]
事業主体名
個人
分類
戸建て住宅
受賞企業
株式会社テレデザイン (東京都)
受賞番号
18G100851
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

千葉県市原市にあるゴルフ場に併設された別荘地に建つ住宅である。 敷地は、幅11mで長さは50mもある南北方向に細長い土地である。道路から丘の上の最長部までは8mもの高低差がある。そのため、東西方向には開くのは難しく、むしろ南側と北側に広がる景色を取り込むことが重要な課題となった。 ファサードにも現れる、壁厚のある門型の形状は、そのまま、600mmの幅で並べられた門型の柱を耐力壁として東西方向の耐力を担っている。このことによって、内部には空間を遮る柱は必要なくなり、切妻の屋根構造による外倒れに対しては、ロッドを2階梁レベルで緊結して対応している。

プロデューサー

株式会社テレデザイン 田島則行

ディレクター

株式会社テレデザイン 田島則行

デザイナー

株式会社テレデザイン 田島則行

デザイナー:田島則行

詳細情報

http://www.tele-design.jp/?page=work&id=340

利用開始
2016年12月
設置場所

千葉県市原市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

門型の構造による伸びやかな筒型空間構成の実現

背景

この別荘地は、ゴルフ場オーナーらがサステイナブルな暮らしをコンセプトとして、コツコツと地道に開発を進めてきた土地であり、現在も開発が続けられている。設計着手前に現地を訪れたときには、まだ砂漠のような状態であったが、設計をすすめている最中にも徐々に工事は進み、道路の緑化の整備も進んで別荘地らしくなってきた。建物の北側の向こうは、ゴルフ場の2番コースを望むことができ、南側には人工池を含んだ高低差のあるダイナミックな景色が広がっている。 主に週末に利用することの多い別荘ではあるが、東京に居を構えた施主にとって、東京の住居よりもより暮らしに対する思いが強く、別荘的な仮住まいというよりは、本宅に近い使い方を考えてこの別邸が建築された。

デザイナーの想い

敷地がとても細長いことから、東西方向には開くのは難しく、むしろ南側と北側に開く構成が重要だった。それを実現するために、構造的には門型の形式を南北に並べて無柱の筒状の空間構成を採用した。600mmの幅で並べられた門型の柱を耐力壁として東西方向の耐力を担うことによって、内部には空間を遮る柱は必要なくなり、切妻の屋根構造による外倒れに対しては、ロッドを2階梁レベルで緊結して対応している。 こういった工夫により、内部空間は南北方向に筒状に抜ける空間と、吹抜けを介して縦方向に抜ける空間が交差してダイナミックな構成になっている。

仕様

敷地面積:547.66㎡ 建築面積:98.08㎡ 延床面積:140.45㎡

審査委員の評価

細長い敷地に対し、門型フレームを連続的に並べることで、南北に抜けのある空間を生み出すという構造的アプローチが秀逸である。木造在来軸組工法を選択したことで生まれた600mm幅の耐力壁部分に、設備や収納などの住宅機能を負担させることで、切妻型の筒状空間を構造・機能から切り離し、自由度の高いものとした点も優れている。細長い空間ゆえ、中央部分が閉鎖的になりがちであるが、フレームをずらすことで解決を図り、開放性の高い空間が実現されている。難しい敷地条件を上手く活かした建築となっている。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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