GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
遊具 [KUMO]
事業主体名
株式会社ジャクエツ環境事業
分類
公共用機器・設備
受賞企業
株式会社ジャクエツ環境事業 (福井県)
受賞番号
18G090771
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

KUMOは子ども達に“足”をしっかり使って遊んでもらう為にできた鉄製遊具です。雲をイメージした曲線のパイプや、ネットの上を歩くためには、バランス感覚が重要です。パイプ同士の間隔が広いため、遊具の上下を行き来する自由な遊びを可能としています。また、全てのパイプがランダムに配置されたKUMOは登る場所によって難易度が異なり、幅広い年齢の子どもが楽しむことができます。 遊具の高さは低く、パイプの間隔を子どもの頭が通り抜ける幅に設定するなど、安全性とデザイン性を共存させ、近年増えつつある遊具事故から子どもを守りながらも、自由な遊びを引き出すことができる点もKUMOの遊具としての価値だと考えています。

プロデューサー

株式会社ジャクエツ環境事業 環境開発課

ディレクター

株式会社ジャクエツ環境事業 環境開発課

デザイナー

赤木あずさ

akagi

詳細情報

http://www.jakuetsu.co.jp/

発売
2017年11月
価格

1,050,000円 (税別)

販売地域

日本国内向け

設置場所

幼稚園・保育園・こども園

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ランダムに配置された曲線のパイプや揺れるネットを足の裏で感じながら遊ぶ鉄製遊具です。

背景

雲低や太鼓橋など、不安定だからこそ高さとスリルを求めて上に登りたがる子どもは多く、落下による事故は少なくありません。好奇心や挑戦心を刺激する要素でもある登る時の不安定さを残しつつ、落下による危険性を減らすことはできないかと考えました。 また、掴む・ぶら下るなど、手や腕を使う遊具は数多く存在しますが、足をメインで使う遊具はあまり多くありません。不安定な足場は、手の位置や身体のバランスの取り方など様々な事を子ども達に考えさせます。道は舗装され、バリアフリーが当たり前となりつつある現代だからこそ、足の裏まで意識できるような遊びを多く取り入れたいと考えました。

デザイナーの想い

握る、ぶら下がるなど手や腕を使う遊具が多い中で、『足をしっかり使って遊ぶ』遊具を作りたいと考えKUMOをデザインしました。 上向きのカーブ、下向きのカーブ、斜めのパイプ、ゆらゆら揺れるネット。不安定な遊具の上を歩くのは足の裏の感覚とバランス感覚が重要になります。足の裏に伝わる感覚をより意識して貰えるように、素材や形状の違う要素をKUMOには詰め込んでいます。 またKUMOは、一見すると登る・降りるのみの単純な遊具に見えますが、上下の行き来、ろくぼく遊び、地面に足を付けない横渡り、ネットを踏みしめる、くつろぐ、下に潜ってぶら下がるなど。子どもの数だけ遊びが生まれます。足が容易に付く高さだからこそ、上下の空間を利用した自由な遊びをより安全につくりだすことができるのです。

仕様

素材:本体/鉄(粉体焼付塗装仕上げ)、ネット/エステルスパンネット 重量:115kg サイズ:W2,120×D1,700×H1,620

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ジャクエツ 全国営業店
株式会社ジャクエツ
PLAY DESIGN LAB

審査委員の評価

一見してこれは何か?不思議なかたちの遊具であるが、パイプとネットの上を足をしっかり使い安定する場所を探りながら登り遊びすることを実現している。足の裏に伝わる感覚を意識することを主題に研究を重ね、不安定という難易度を多種揃え、好奇心や挑戦心を刺激し、意欲に応えながら、落下の危険性を減らすことを重視している。上部に手すりの役割を持つパイプを設け、四つん這いでなく顔を上げ、衝突防止とコミュニケーションを促している。現代の幼児が抱える問題に対して、正しい解決策を実現しようとしている遊具。その努力と機能面でも必然性を評価している。

担当審査委員| 寳角 光伸   朝倉 重徳   五十嵐 久枝   長町 志穂   Jongrae Park  

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