GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
射出成形機 [CE-TOWER ML-100]
事業主体名
キヤノン電子株式会社
分類
生産・製造用機器・設備
受賞企業
キヤノン電子株式会社 (東京都)
受賞番号
18G080694
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

多品種少量生産と部品内製化という企業ニーズに着目し、そのための生産革新に貢献する世界最小クラスの射出成形機。省スペースなタワー型構成で生産現場にフレキシブルに配置可能。ワンタッチ式の金型交換機構によって多品種成形に迅速に対応し、消費電力や成形材料の節約など、さまざまな面で効率化を実現。同一コンセプトで展開する成形機シリーズの中で、ML-100は新たに液状シリコーン樹脂の成形に対応し、今後の成長分野に進出。成形作業がしやすい形態とともに万全なセーフティ機構を備える。徹底してシンプルなスクエアフォルムと上質なディテールによって、整然として美しい生産現場の環境作りに貢献することも目指している。

プロデューサー

キヤノン電子株式会社 専務執行役員 環境機器事業部長 若井良之

ディレクター

キヤノン電子株式会社 常務執行役員 小型生産機器開発部長 荒舩庄治

デザイナー

キヤノン電子株式会社 CE-TOWERプロジェクトチーム

詳細情報

http://www.canon-elec.co.jp

発売予定
2018年7月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

機動性・快適な作業性・安全性を備え、生産現場に整然と美しく調和する、シンプルでスリムなタワー型成形機

背景

市場の価値観の多様化、製品ライフサイクルの短縮などにより、近年の企業の生産方式は、大量生産から多品種少量生産への変革が求められている。自動車および電機業界では、1個流し生産方式によって仕掛りやリードタイムの削減を実践している。また、外部から部品を購入するのではなく、社内の組立ラインでの内製化を進めている。樹脂製パーツの成形も組立ラインサイドで柔軟に対応できることが理想である。しかし射出成形機は、大きな設置面積の横型構成が主流でスペース効率が悪く、また金型交換も時間と労力がかかり、多品種生産への迅速な対応を阻害していた。これからの生産現場においては、フレキシブルで機動力のある多品種成形が可能なことと、生産現場を整然と美しく形作ることも求められる。こうした状況に応え、自由な設置性、省エネルギーと省資源、使いやすさと安全性、そして上質な審美性を備えた、シンプルでスリムなタワー型成形機を提供する。

デザイナーの想い

企業の生産現場において、多品種少量生産に機動的に対応する成形機を、理想的な基本構成のあり方から考えた。小型軽量で省スペースなタワー型構成で、キャスターによって自由に移動可能とした。多品種成形にスピーディに対応するために、金型交換は簡単なレバー操作だけで可能にした。操作パネルはシンプルにして作業者のストレスを軽減。作業しやすさのために開口空間を広くとり、セーフティライトカーテンによる万全の安全性を備えた。審美性にも配慮して、生産現場を美しく整理された環境にするために、徹底してシンプルなタワー型フォルムとした。外装は堅牢性を高めて信頼感あるものとし、基本的にビスレス化してドアヒンジも隠すなど、ディテールまできめ細かくシンプルに仕上げている。外装カラーリングは顧客ごとにカスタマイズ可能であるが、テーマカラーは人の気持ちを元気にする象徴として、明るく落ち着いたオレンジ色を採用した。

仕様

寸法:幅540mm / 高さ1460mm / 奥行950mm(突起部含む)690mm(突起部を除く)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

キヤノン電子株式会社 環境機器事業部 東京都港区芝公園3-5-10 TEL 03-6910-4128
キヤノン電子株式会社ホームページ

審査委員の評価

画一的な大量生産型のモノづくりから、よりきめ細やかな世の中のニーズに応えるためのモノづくりが重要になってきた。このタワー型射出成形機は、一般的な横型のものと比べて一見して射出成形機だと認識するのが難しいほど圧倒的にコンパクトかつスマートであり、必要であればキャスターで移動させることもできる。自由な設置性、金型交換の容易さ、シンプルな操作性によって、これからの時代に求められる柔軟なモノづくりの環境を支え、生産現場の風景を変えうる提案であると評価した。

担当審査委員| 田子 學   石川 善樹   内田 まほろ   重野 貴   Sertaç Ersayın  

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