GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
燃料電池バス [SORA]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
分類
業務用車両
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
日野自動車株式会社 (東京都)
受賞番号
18G070631
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

燃料電池バス「SORA」は、「受け継がれていく街のアイコン」を開発コンセプトに、FCユニットの特性を最大限に生かし、路線バスのうれしさを大きく高めたバスで、2つの想いを込めている。 ①社会のために働くクルマであるからこそ、環境に配慮するとともに、モビリティサービス以外でも社会に貢献できるバスを目指した。 ②不特定多数のお客様が利用するからこそ、「利便性」と「安全、安心」にこだわり、すべてのお客様に、「乗ってよかった。また乗りたい」と思われるバスを目指し、人を中心に考えたユニバーサルデザインと機能を採用した。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社

ディレクター

トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 常務理事 サイモン ハンフリーズ

デザイナー

トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー デザイン開発部+日野自動車株式会社 デザイン部

詳細情報

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/21862392.html

発売
2018年3月7日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「乗ってみたい」、「乗ってよかった」、「また乗りたい」と思わせる、一歩先行くやさしさのデザイン。

背景

お客様や社会生活全体の質向上や改善に貢献したいという想いから、お客様に移動の自由を提供し、街のアイコンとして親しまれるバスを追求した。 そして、高い環境性能とFCならではの嬉しさとしては、 ・燃料電池自動車「MIRAI」の技術を基に開発した「トヨタフューエルセルシステム」を採用し、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、騒音や振動が少ない快適な乗り心地を実現した。 ・大容量外部給電システムを搭載しており、高出力かつ大容量の電源供給能力(最高出力9kW、供給電力量235kWh)を備えており、災害時の非常用電源としての利用が可能。

デザイナーの想い

街の新しいアイコンとなる未来のバスを目指した。今までの路線バスとは異なり、洗練されたフレームに大きなガラス面がはめ込まれたような造形。フロントとリアはシンプルな黒の面構成の中に、LEDランプを搭載した。サイドグラフィックはフィン形状のFCスタック部分をアクセントに、高圧水素タンクからのエネルギーの流れと低床フラットフロアを象徴的に表現した外観により、街の景色を変えたいとの想いを込めた。 高いスペース効率と静粛性により、すべての人へ快適な空間を目指した。フロアをエリア分けすることで、車いすやベビーカー利用者はもちろん、大きな荷物を持つお客様にも快適なスペースを確保。座面シートを倒すことで着座できる簡易横向きシートは、握り棒やグリップも、それぞれのお客様の使いやすさを考えた形状と配置とした。配色は白を基調に、青x黄のアクセントで高齢者・色覚障害者の方が識別しやすいカラーを機能的に配置した。

仕様

・全長/全幅/全高;10,525/2,490/3,350mm ・定員(座席+立席+乗務員);79(22+56+1)人

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都交通局で運行中の路線バスとして見ることが可能。トヨタ自動車直販の為、店舗等での展示はなし。
トヨタ自動車、量販型燃料電池バス「SORA」を販売

審査委員の評価

公共バスの次世代標準となりうるデザイン提案である。外観ではシェルフレーム構成と精悍なカラーリングによって新規性と軽快感が表現されている。結果として都市景観との調和も感じられる。室内はポップな色調のCMF、シート形状とレイアウトの見直し、握り棒形状の工夫など、細部までデザインされ広く明るい空間に仕上がっている。歩く、座る、立つ、といった乗客の基本的な行動を快適に無理無駄なく、そして安全に導くようデザインされた点を高く評価した。

担当審査委員| 菅原 義治   佐藤 弘喜   野原 卓   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

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