GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ミラーレスカメラ [EOS Kiss M]
事業主体名
キヤノン株式会社
分類
カメラ・携帯電話・タブレット
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
18G050343
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

EOSシリーズのエントリーユーザー向けミラーレスカメラ。スマートフォンよりもいい写真を撮りたいと考えるファミリーやママが気軽に手に取って撮影の魅力を楽しめ、また本格的にも使い込んでいけるスタンダードなカメラを目指した。毎日持ち歩ける小型軽量ボディでありながら、撮影に集中できる電子ビューファインダーや自分撮りなど多様な撮影スタイルが可能なバリアングルモニターを搭載。タッチパネルによる簡単操作で、「背景ぼかし」や「色あい」などを調整して自分好みの大切な一枚に仕上げることができる。また、撮影しながらスマートフォンへ写真を自動送信することで、家族や友人にその場でシェアして楽しめる。

プロデューサー

キヤノン株式会社 執行役員 イメージコミュニケーション事業本部長 戸倉剛

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 石川慶文

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 松本康(PD)、吉尾勝人、中村安紗美(UI)

詳細情報

http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/index.html

発売
2018年3月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

小型軽量で毎日持ち歩け、気軽に写真表現を楽しんだり、本格的にも使い込めるスタンダードミラーレスカメラ

背景

EOS Kissシリーズは1993年に登場して以来「小型軽量/かんたん/きれい」という不変のテーマを持ちつつ本格的にも使い込むことができる一眼レフカメラとして、ママをはじめとするファミリー層から圧倒的な支持を得てきた。今回更なる小型化のためにミラーレス機構を採用しつつカメラとしての基本にこだわり、スタイリングと使いやすさを吟味し、新しい「スタンダードなカメラ」の姿を目指した。UIにおいては自社調査を行った結果、エントリーユーザーはオート以外のモードは理解しにくく、安心感のあるオートモードを多く使っていることが分かった。その結果、本来カメラが持つ性能を活かしきれず、SNSで写真表現を楽しむユーザーが増える中、スマートフォンに対する優位性が分かりにくい現状が明らかになった。そこで写真表現の楽しさに気づけるオートモードと、それ以外のモードに自然に移行しやすく、写真を学習できる操作性を目指した。

デザイナーの想い

「スタンダードミラーレスカメラ」として、日常的に持ち歩ける気軽さでありながら、使いやすさに妥協せずカメラの基本にこだわることで、レンズ光軸上にファインダーを配した誰もが思い浮かべるカメラらしいアイコニックなスタイリングへと繋がった。システムカメラとしてEOSの様々なレンズ装着も考慮したグリップ性も徹底的に追求。EOS登場以来のフルオートを大刷新したオートモードは、カメラまかせの安心感を損なわず、気軽に様々な表現を試せる操作性を目指して、ユーザー検証を繰り返し行った。画面上のボタンからワンタッチで調整画面を起動でき、また調整後はリセットボタンが出現し、迷ったらすぐにフルオートに戻せるよう工夫を行った。調整は指先一つで「背景ぼかし」「明るさ」などを変更できる。更にモード選択画面に、効果が明快な作例写真を表示してオート以外の様々なモードも分かりやすくし、より本格的な機能を試すきっかけを作った。

仕様

大きさ:116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mm、質量:約351g(ブラック・本体のみ)、APS-CサイズCMOSセンサー(デュアルピクセル CMOS AF 対応)、約2410万画素、キヤノンEF-Mマウント(EF、EF-Sレンズ群も使用可能※マウントアダプターEF-EOS M必要)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

キヤノンオンラインショップ、キヤノンパーソナル向けショールーム、家電量販店など
キヤノンオンラインショップ|EOS Kiss M
キヤノンパーソナル向けショールーム

審査委員の評価

“エントリーユーザー“の意味をきちんと解釈し、回答したカメラだと思う。入口から入ったユーザーはやがて写真の魅力に気づき、もっと奇麗に思い通りの写真を撮りたい、もっと違う被写体、瞬間を写したい、と写真撮影の世界に惹かれていく。その過程を場面場面でフルサポートしてくれるUIであり、ハードウエアである。はじめは背景をぼかしたいというだけの欲求が、やがて被写界深度をコントロールし、色やボケ味にまでこだわる…かどうかは別として、そんな可能性を容易にイメージできるカメラ。そして小型ながら非常にプロポーションの良い、バランス感覚抜群のボディも多くのユーザーに支持される所以だろう。

担当審査委員| 片岡 哲   石川 俊祐   石川 温   櫛 勝彦   林 千晶   De Liu  

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