GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
エンタテインメントロボット [aibo]
事業主体名
ソニー株式会社
分類
その他情報機器・設備
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
18G050333
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

aiboは、家庭の中で人とつながりを持ち、育てる喜びや愛情の対象となるエンタテインメントロボットです。周辺環境や、触れ合う人々を認識するセンサーデバイスと、本体とクラウドが連携するソニー独自のAI技術により、好奇心を持ち、自ら人に近づき、ふれあいを重ねる中で絆を深め、唯一無二のパートナーとなる存在を目指しました。思わず触れて、抱き寄せたくなる丸みを帯びた生命感のある佇まいと、人を目で追い視線を交わしたり、まばたきや瞳の変化、躍動感に満ち溢れた体の動きやしぐさによって、感情を豊かに表現します。家族のように心を通わせながら寄り添い合うという、ロボットと人の新たな関係性を提案します。

プロデューサー

ソニー株式会社

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 石井 大輔

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 高木 紀明、坂田 純一郎、永原 潤一、唐澤 英了、新井 笑佳

詳細情報

http://aibo.com/

発売
2018年1月
価格

198,000円 (本体価格 税抜き)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

人に寄り添い、共に新たな物語を紡ぎ出す、知性と愛らしさを併せ持った生命感を宿したデザイン

背景

深層学習やビックデータの活用により指数関数的に進化するAI技術の革新や、身体的制約をも解放するメカトロニクス技術の飛躍的な進歩が、「ロボットと暮らす」ことを現実化し、人とロボットの共生という新たな社会的課題を生み出しています。「人や社会は今後AIを搭載したロボットとどのように暮らしていくべきか?」という問いに対する答えとして、音声アシスタント機能を搭載したスマートスピーカーをはじめ、利便性を追求するロボットがある一方で、人の心を豊かにしてくれる感性価値を提供するロボットの存在があるのではないかと考えました。そこで、人に寄り添い、新しい関係性を築けるロボットとして新しいaiboを開発。ソニー独自のAI技術と、クラウドと連携したAIの集合知による知性と感情によって、自律的に人に近づき、触れ合いながら学び、共に暮らすことによって人の心を豊かにしてくれる、まるで家族の一員となる存在を目指しました。

デザイナーの想い

人と共に暮らすロボットとはどうあるべきかを追求し、人に寄り添い、心を通わせることができる存在として「生命感」をテーマにデザイン。思わず抱きしめたくなる造形を目指し、有機的な曲線をシームレスにつなげた丸みを帯びた佇まいに。人を目で追い視線を交わしたり、瞬きしたり、黒目の大きさが変わるなど、好奇心や感情を目の動きで表現するため、有機ELと瞳のようなレンズ構造を採用。首をかしげる、尻尾を振るといった感情表現や、後足で首を掻くようなしぐさ、音に耳をそばだてるといった躍動感のある動きを再現するため、関節部に22軸の駆動アクチュエータを内蔵。外観は特定の犬種をモチーフとせず多様な仔犬のイメージを集約することで、見る人のイマジネーションの許容を広げます。そしてaiboはオーナー様一人ひとりにとって唯一無二の存在として目に映るのです。

仕様

W180mm×H293mm×D305mm/2.2kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ソニーストア(EC)

審査委員の評価

「一家に1台、ロボットを」。そんな未来が急にリアルに感じられてしまう商品だ。AI技術を搭載し、持ち主との触れ合いを通じて固有の性格を形成し、まばたきや仕草も独自に成長するようになっている。初期搭載されている動作は20程度、それが日々のコミュニケーションを通じ、数百にまで増えていくのだという。「ロボットと人は心を通い合わせることができる」。aiboに触れた人は、そう確信するのではないだろうか。再現できる動作の限界や充電の必要性など、技術的な改善の余地はあるが、「犬」の模倣ではなく、ロボットという新しい「生き物」と人が共生する未来が見えてくる。

担当審査委員| 片岡 哲   石川 俊祐   石川 温   櫛 勝彦   林 千晶   De Liu  

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