GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
石油ファンヒーター [FW-SGXタイプ]
事業主体名
ダイニチ工業株式会社
分類
空調家電
受賞企業
ダイニチ工業株式会社 (新潟県)
受賞番号
18G040307
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

SGXタイプはダイニチ石油ファンヒーターの新たなフラッグシップモデルとして石油暖房の快適性を追求した商品です。従来は一定角度に固定されていた温風吹出口フラップを回転可動採用により、火力に応じた温風特性の向上を図ります。運転停止時、可動フラップはフラットになり、すっきりした佇まいも重視しました。従来機種より運転開始から温風吹き出しまでの時間を11~12.5%短縮、更にターボ運転機能により、快適温度までの到達時間を短縮しました。寒冷地で長い冬を過ごし、寒さから一刻も早く解放されたい人の為に、石油暖房の快適な風をデザインした商品で、企画・開発・設計・金型・プレス・塗装・組立・検査の全工程新潟産です。

プロデューサー

ダイニチ工業株式会社 暖房機開発部 川瀬寛道

ディレクター

ダイニチ工業株式会社 デザイン室 内海茂雄

デザイナー

株式会社プレーン 渡辺弘明、川﨑孝典、柴田詠一

詳細情報

https://www.dainichi-net.co.jp/

発売
2018年8月27日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

出力に応じた室内温度分布を緻密に制御し、満遍なく快適に部屋を暖める可動フラップ式石油ファンヒーター

背景

現在石油ファンヒータを生産しているメーカーは当社を含め4社のみ(開放式石油暖房機カテゴリにおいて)であり、燃焼機器という特長から性能面や使用材料等で厳格なJIS規格があり、各社がその中で製品化を進めています。灯油を燃焼させることで、その熱量が全て室内に放出される開放式に於いて燃焼効率は100%となりますが、室内温度分布のムラが、灯油を無駄に消費させる原因となっていました。また、近年の高齢化社会を鑑み、少しでも快適で健康に冬を過ごせる事、お年寄りには重労働の給油作業を1シーズンで1回でも減少させてあげたいという思いから、満遍なく室内を暖められれば、無駄な燃焼を減らすことができ給油作業減少と快適性の向上に繋がると考え、可動式フラップ機種作製が必要であると判断し製品化に至りました。

デザイナーの想い

寒冷地で寒さを乗り切る道具として欠かせない速暖性石油ファンヒーターに於いて快適温度確保はもとよりすっきりコンパクトな見え方に注力しました。フロントベゼルは広くゆったりした操作パネルで人感センサーまで樹脂で一体にする為、金属ボディーに大きく穴を開ける必要がありました。可動フラップ構造部限界の幅まで正面視を絞り稜線Rを小さくし操作パネル周囲はカットした面をプレス限界の縁取りで確保、ボディー剛性を落とす事なく金属プレス成型で実現させました。2トーンボディーと合わせ、灯油タンクを内蔵するが故のボリュームを小さく見せる配慮にも繋がりました。より低い位置への温風吹下ろしと部屋の隅へ送風を無駄なく行う為、可動フラップはボディー前面ギリギリにレイアウト、未使用時にはボディーとほぼ同面になります。トップシェアメーカーとして業界牽引と市場活性化を促し、お客様に心地よく過ごして頂ける商品を今後も模索します。

仕様

FW-3718SGX/FW-3718SGXE6/FW-KS3718SGX:445×438×366(高×幅×奥行)    FW-4718SGX/FW-4718SGXE6/FW-KS4718SGX:445×476×366(高×幅×奥行)    FW-5718SGX/FW-5718SGXE6/FW-KS5718SGX:445×476×366(高×幅×奥行)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

家電量販店等

審査委員の評価

回転可動式の温風吹出口を持ち、高い機能性を備えた石油ファンヒーターである。機能に対してコンパクトな印象を受けるが、前面パネルの造形処理や2トーンボディーの巧みなデザインに依るところも大きい。前面パネルは金属プレス成型で作られているが、大きな穴が空いているにも関わらず高いボディー剛性が保たれているところに、技術とデザインが一体となって製品開発が行われたことが伺われる。部屋を速く暖める工夫や、給油回数を少しでも減らす工夫など、寒冷地に暮らす人々への暖かな配慮が感じられるデザインである。

担当審査委員| 鈴木 元   井上 裕太   玉井 美由紀   Alex Terzariol   Byung-wook Chin  

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