GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
神棚 [かみさまの線]
事業主体名
有限会社静岡木工
分類
仏具関係用品
受賞企業
有限会社静岡木工 (静岡県)
マグ デザインラボ (静岡県)
受賞番号
18G030226
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

家庭にまつる神さまの社「神棚」。古来から続く神さまへの敬いを保ちながら、西洋化の進む現代建築にどう溶け込むか。本質と形状の両立、そのデザイン的解決は神棚業界の大きな課題です。 本プロダクトでは「神さまを敬い、神域と人との間に明確な一線を画す」ことを意匠の軸とし、重厚で圧迫感を感じてしまう従来の神棚からその輪郭だけを取り出しフレーム化することで、変わりゆく家屋と暮らしに溶け込みながら、凛とすべき境界線をしっかりと残した神棚として設計しています。

プロデューサー

杉本かづ行

ディレクター

田嶋孝成

デザイナー

花澤啓太

デザイナー・花澤啓太

詳細情報

http://shizuokamokko.com

発売
2018年3月
価格

16,000 ~ 36,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

販売場所:神棚の里 本店・静岡MODI店・東京浅草店

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

祀るときにはしっかりとそこに在る。空間を圧迫せずに存在だけを強調した新しい神棚。

背景

和室のない家が当たり前になりつつある現代でも、初詣など神事は減ることはなく根付いています。神棚はその土地に根ざした神様を祀るとともに、家族の安全や繁栄を願うものであります。祈り祀る気持ちや文化が生活スタイルの変化によって無くならないように、和室のない家にも馴染み、且つ形骸化しないよう神棚の存在をしっかりと表せるようにと検討しました。

デザイナーの想い

従来は社をかたどったものが神棚であるため、その形は非常に重要な要素でありながら、それが洋風化する暮らしの空間を圧迫していました。ただ形をモダンにすることで解決するのではなく、神様の空間と暮らしの空間をしっかりと意識できるデザインにすることが、祀る気持ちを尊重できることだと考えました。 もともと神道では、神様は常在のものではなく、人が祀るときに初めて現れるものとされています。フレーム構造にしたこの神棚は圧迫感を与えず、暮らしの中で意識しない時間、その存在はとても静かなものとなります。古くより考えられていた一つの神様のあり方に即したデザインとなりました。

仕様

・SANSHA W360mm×D129mm×H300mm 870g ・YOKO W360mm×D129mm×H150mm 480g ・TATE W150mm×D109mm×H300mm 300g ・MINI W150mm×D109mm×H150mm 180g (ひのき・MDF・石膏ボード専用金具付・4種類) 全てNF(ナチュラルフレーム) ・WF(ホワイトフレーム)の2色ラインナップ

どこで購入できるか、
どこで見られるか

神棚の里 本店・静岡MODI店・東京浅草店
静岡木工

審査委員の評価

神棚にはいつも悩まされる。まずこうしたプロダクトを空間に合わないという理由は受け入れられない。同時に独特のスタイルがすでにあることから、新たにデザインした空間とは相容れないケースが多い。この神棚はとにかく軽やかにできている。軽やかさから、プラスターボードという貧弱な壁にも取り付けが可能である。すなわちどこにでもつけられる。同時に神棚としての品格も保っているところを評価した。

担当審査委員| 手槌 りか   芦沢 啓治   松本 博子   山田 遊   Huiming Tong  

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