GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
離床アシストロボット [Panasonic リショーネPlus XPN-S10601]
事業主体名
パナソニックエイジフリー株式会社
分類
家庭用福祉用品・介護用品
受賞企業
パナソニック株式会社 (大阪府)
受賞番号
18G030224
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

電動介護ベッドと電動フルリクライニング車いすを融合した新発想の介護ロボット。ベッドの一部が変形しそのまま車いすになるため、要介護者を抱き上げることなく、寝たままの楽な姿勢で、介護者一人でも簡単に移乗介助を行うことができる。従来、身体リスク(骨粗鬆症、皮下出血、皮膚剥離、経管栄養等)により移乗が困難で離床を諦めていた方でも移乗を行うことが可能となり、介護者・要介護者双方の心身負担の軽減、離床機会の増大による要介護者の生活の質(QOL)向上に貢献することができる。

プロデューサー

パナソニック エイジフリー株式会社 河上日出生

ディレクター

パナソニック エイジフリー株式会社 久米洋平

デザイナー

パナソニック エイジフリー株式会社 塚田将平+パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 下畦聡司

詳細情報

http://sumai.panasonic.jp/agefree/products/resyoneplus/

発売
2017年1月
価格

900,000円 (希望小売価格/税抜・配送・組み立て費用別)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

介護の質を高め、要介護者や家族の暮らしを豊かにする、離床アシストロボット。

背景

少子高齢化の急速な進展に伴い、介護を必要とする高齢者が増加する一方、介護を担う若年者の割合が年々低下している。これにより、介護の担い手が不足するだけでなく、介護者自身の高齢化よる老老介護の問題など、在宅介護/施設介護いずれにおいても、ますます介護の負担が増える傾向にあり、高齢者介護における大きな課題となっている。とりわけ、寝たきりなどの自らの力による離床が困難な重度要介護者のベッド・車いす間の移乗介助は、無理な姿勢での抱き上げ/抱き下ろし作業を強いられるため、介護者によっては大きな身体的・心理的負担となるほか、転倒などの事故にもつながりやすい。移乗を支援する従来機器として介護リフトがあるが、「操作/習熟に時間がかかる」「安全性に心配があり、二人介助が必要」「安静/尊厳ある姿勢で移乗できない」といった理由により、あまり普及が進んでいない。

デザイナーの想い

この製品により、介護者一人による簡単・スムーズな移乗を実現し、要介護者にとっては楽な姿勢での離床機会が増えることでQOLの向上を目指した。重度の要介護者があきらめざるを得なかった、食堂での食事や行事への参加などをかなえ、要介護者やその家族の暮らしを楽しく豊かにし、介護者の負担を軽減することで、超高齢化社会に貢献したい。また、国内の施設・在宅だけでなく、海外にも展開し、グローバルで高齢者介護の社会課題解決に積極的に挑戦していきたい。

仕様

[ベッド時(車いす合体状態)] 全長:2075mm, 全幅:1009mm, 全高:799~1079mm  / [車いす時(座位状態)] 全長:1178mm, 全幅:554mm, 全高:1236mm

審査委員の評価

介護ベッドの縦半分のマットレスが電動で車イスに変わるという画期的なすばらしい商品である。通常ベッドからの移乗は二人介助で行われるが、この商品はたった一人での移乗を可能にする。しかも介護者の大きな負担である体を起こし移動させる通常の手法は取らず、ベッド上で要介護者を横に移動させるという新たな方法での解決がなされている。介護者の体への負担の軽減はもちろんのこと要介護者にとっても気持ちの負担は軽く、車イスによって座るという日常の状況が味わえることへの価値は計り知れない。基本機能であるマットレスの仕上がりについては全員で実際に体感し確認を行った。段差などの違和感は全く感じられず、介護ベッドとしての機能も素晴らしい仕上がりになっている。

担当審査委員| 手槌 りか   芦沢 啓治   松本 博子   山田 遊   Huiming Tong  

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