GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
オフィス防災備蓄システム [PARTS-FIT]
事業主体名
コクヨ株式会社
分類
防災用品
受賞企業
コクヨ株式会社 (大阪府)
受賞番号
18G030208
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本では近い将来、大地震が発生すると予測されており、政府はその対策の一つとして企業に対し従業員の保護を求めています。「PARTS-FIT」は、オフィスで備蓄される防災用品の、運用までサポートするシステムです。平時・有事のオフィスを研究し、必要な物品の算定から、プランニングソフトの開発。また、プロダクトにおいては、平時には家具にフィットする独自モジュールにより、省スペースでの備蓄を実現。 また、有事には、グラフィックに付加した機能(カラータグ、イラスト、英語併記など)により、認知を高め、初見の人をはじめ、老若男女・外国人にも配慮しています。

プロデューサー

コクヨ株式会社 防災ソリューション事業部 酒井希望

ディレクター

コクヨ株式会社 防災ソリューション事業部 岡田量太郎

デザイナー

コクヨ株式会社 防災ソリューション事業部 岡田量太郎

詳細情報

http://www.kokuyo-st.co.jp/solution/bousai/parts-fit/

発売
2017年10月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

オフィスによりそう、防災備蓄のスタンダードシリーズ

背景

東日本大震災時、東京では交通インフラが停止し10万人がオフィスで夜を明かしました。この様な経験にも関わらず、いまだに企業の備蓄は充分ではありません。「なぜ備蓄が進まないのか?」スペースの問題、運用の手間、備蓄プランの妥当性など、オフィス空間にとって異質なものである防災を備蓄するには、様々な問題があります。私たちはこれまで積み上げてきた、オフィス空間と防災への知見、そしてデザインアプローチによってこれらを解決することを目指しました。

デザイナーの想い

私たちはプロダクト一つ一つではなく「企業の防災備蓄」自体が抱える問題に向き合うことを考えました。企業が備蓄をスムーズに受け入れられるストーリーを描き、それを実現するソリューションをつくる。つまり「オフィス防災」のスタンダードをつくることへの挑戦です。私たちは企業の防災備蓄を、検討から運用まで含めた一つのエクスペリエンスとして捉え、プロダクトのみならず、プランニングソフトの開発や販売パートナーへの啓蒙、配送体制の整備、そしてブランディングとプロモーションを行いました。 この「オフィス防災」が世に根付き、ビジネスとして健全に持続・発展していくことを願っています。 また、今回の取り組みで、デザイナーがクリエイティブディレクターとして、広範に渡るデザインと意思決定に携わり、一つのソリューションをつくりあげられたことに、インハウスの在り方として可能性を感じました。

仕様

【シリーズ構成】●食事:アルファ化米、ビスケット ●保存水:パック入り飲料水 ●トイレ用品:袋式トイレ、トイレダスト回収バッグ、トイレットペーパー ●就寝防寒:ブランケット ●衛生管理:Tシャツ ●救助・手当:救急用品セット、折りたたみ布担架 ●環境整備:ランタン ●その他:その他備蓄品用ボックス

どこで購入できるか、
どこで見られるか

コクヨ株式会社 ショールーム
ソナエルWEB

審査委員の評価

オフィスの防災備蓄の在り様がまだ確立されていない現状においてオフィス環境を熟知しているメーカーだから成しえた細部まで行き届いた防災備蓄システム。備蓄リストの作成から棚割、設置、その後の備蓄品の管理など、既存のキャビネットを軸にその物流システムを利用し、導入しやすいストーリー作りがなされている。また一見して中身がわかるキャビネット内の備品のビジュアルづくりもすばらしい。導入から継続、使用までが丁寧に考え抜かれたそのシステムは高く評価された。今後オフィスにおける防災備蓄の在り方のお手本となることを期待したい。

担当審査委員| 手槌 りか   芦沢 啓治   松本 博子   山田 遊   Huiming Tong  

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