GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
傘 [プラスチック ライト]
事業主体名
株式会社サエラ
分類
その他生活雑貨・日用品
受賞企業
株式会社サエラ (東京都)
受賞番号
18G030202
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

+TIC(プラスチック)は金属を一切使用しないオールプラスチックの新しい傘。強い風でも壊れにくい構造、雨水にさらされても錆びない素材、そして傘として役目を終えた後はリサイクルを意識した構造。 本モデルはコンビニエンスストアを意識したモデル。

プロデューサー

株式会社サエラ 代表取締役社長 山本健

デザイナー

柴田文江

発売
2018年5月2日
価格

1,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

コンビニで購入できる、オールプラスチックの傘

背景

1958年、ビニール傘は、漏水しない機能が優れた傘として生まれた。次第にビニール傘は 低価格で簡素に作られるようになったため、壊れやすく、同時に傘を使い捨てるという日本独自 の消費構造が定着した。日本のビニール傘の消費構造を変えたいと思い、耐久性のある傘の 開発がスタート。構想していく中で、強度と柔軟性を備えたプラスチックの特性に注目し、 人にも環境にも優しい、オールプラスチックの傘「+TIC」が誕生した。

デザイナーの想い

オールプラスチック傘「+TIC」は壊れにくく、錆びない、全てリサイクルが可能な、これまでに なかった全く新しい傘。「+TIC」は、使い捨てのビニール傘による環境問題に対し、 新しい傘の在り方を考えていく社会性の強いブランドとなっている。プロダクトデザインは、 プラスチックの特性を生かし、角がなく手に当たる感触を大切にデザインしている。 既存のビニール傘との違いをカタチだけではなく、質感で表現している。 「オールプラスチック傘を、これからの新しいスタンダードとしたい」という想いを素直に伝える 「+TIC(プラスチック)」をブランドコンセプト及びブランドネーミングとして、新しい傘文化をデザインしていく。

仕様

・骨組みの素材 プラスチック ・生地 ポリエチレン  ・サイズ65㎝  ・重量約340g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社サエラ

審査委員の評価

昨年グッドデザイン賞を受賞した+TICの、オールプラスティックで環境にやさしく、壊れにくいという特徴はそのままに、多くのビニール傘を販売するコンビニエンスストアで販売できる安価なモデルを、わずか1年という短期間で完成した。コンセプトモデルとも言える+TICのデザインポイントである取っ手のデザインをあえてノーマルなカーブ形状にすることで、製造コストを抑えつつ、コンビニエンスストアに傘を求めて来るユーザーの誰でもが手に取りやすい印象を持たせた。また、多くのビニール傘の樹脂部分が白や黒であることに対し、ニュートラルなクレーを採用したことが、丁度よい差異化につながっている。先端の形状が平らであることも、安全性への配慮がうかがえる。+TICから今回のモデルへの展開は、事業者の環境貢献に対する高い意識や強い意志を感じる。

担当審査委員| 手槌 りか   芦沢 啓治   松本 博子   山田 遊   Huiming Tong  

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