GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
デジタルミュージックプレーヤー [DMP-Z1]
事業主体名
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社
分類
音響機器・楽器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社 (東京都)
受賞番号
18G020170
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

空気感や細かいニュアンスまで再現した、究極の高音質体験を提供するアナログアンプ内蔵デジタルミュージックプレーヤーです。プレーヤーとアンプを一体化することで、アナログアンプによる繊細な表現力と、大出力を可能にするデジタルならではのパワーを合わせ持ち、ケーブル接続時の信号劣化やノイズ発生を低減します。さらに、低ノイズで安定した電流供給を実現するDC電源を採用。それらを収める新規考案のアルミのH型フレームは、高い剛性と効率的な基板配置を両立し、不要共振や音の歪みを極限まで低減します。高音質のためのあらゆる要素を最適な形でパッケージ化した、新しいミュージックプレーヤーの在り方を提案します。

プロデューサー

ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 詫摩 智朗

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 曽我部 卓

海外で参考展示
2018年8月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

究極のミュージックプレーヤーとして唯一無二の存在を目指す

背景

ハイレゾ音源が普及したことで、より高音質な体験を求めるオーディオファンが増えています。しかしオーディオの世界は奥深く、プレーヤーやアンプはもちろん、ケーブルや基盤などパーツの組み合わせによって音質が大きく変わります。そこでハイレゾ音源を最大限に楽しめるよう、音質に影響する全ての要素にこだわり、最高音質を追求したミュージックプレーヤーを開発。プレーヤーとアンプを一体化することでケーブル接続時の信号劣化やノイズ発生を抑え、さらに基盤や電源に至るまで音質を高めるための構成要素を厳選。それらを収める筐体を音響的に最も理にかなった形でデザインしました。最高音質のための要素をパッケージ化して提供することで、ユーザーが機器の組み合わせに迷うことなく究極の音を楽しめるようにしました。DC電源の採用でオーディオルームで聴くような高音質体験を旅先や屋外にも持ち出せるなど、新たな楽しみ方も提案します。

デザイナーの想い

本機の開発のきっかけは、音響設計エンジニアの「究極の音を追求したプレーヤーを作りたい」という純粋な思いと情熱です。その思いをデザインの力で形にし、最高の音を最適な形でユーザーに届けることを目指しました。考案したH型フレームは構造がシンプルでありながらねじれに強いのが特長で、不要共振を極限まで抑え、歪みのない高音質を実現します。さらにこのフレームそのものをシャーシとして基盤をマウントする構造にし、フレーム中央を挟むようにデジタル部とアナログ部の基板を配置。これにより、デジタルとアナログの各基板を物理的に同一条件で設置でき、素性の良い音を生み出す環境を作り出しました。筐体の底にはABS樹脂とゴムを合わせたインシュレーターを設置し、高強度な筐体によって固くなりがちな音質に柔軟性を付与しています。

仕様

W138mm×H279mm×D68mm/約2490g

審査委員の評価

究極の音体験をもたらすために、考え得る工夫を徹底的にやりきる姿勢、実際に製品として世に問う純粋な思いと情熱に大きな評価が集まった。様々な工夫が、H型フレームによって明快に統合されており、外観上の大きな特徴にもなっている。内部外部問わず統合された姿からは、エンジニアリングとデザインの垣根を超えた開発が行われたことが伺え、開発プロセス自体が素晴らしい。

担当審査委員| 鈴木 啓太   川上 典李子   根津 孝太   吉泉 聡   Patrakit Komolkiti  

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