GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
密閉型インナーイヤーレシーバー [IER-Z1R]
事業主体名
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社
分類
音響機器・楽器
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社 (東京都)
受賞番号
18G020155
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「超低域から超高域までレンジの広い最高音質を持ち歩いて楽しむ」という新たな感動体験を提供するソニー最高峰のインナーイヤーヘッドホンです。新開発のマグネシウムドーム振動板を用いたφ12mmダイナミックドライバーとBAトゥイーターのハイブリッド構成に、Φ5mmダイナミックトゥイーターを音導管の同軸に追加することで、フラッグシップ音質と100kHz超の超広帯域再生を実現。高音質技術に相応しいデザインとして、ジルコニア合金の一体成型で筐体をつくり、表面を磨き上げることで高純度の音質を体現。伝統的研磨仕上げのペルラージュを施すなど、素材や仕上げにこだわり、長年愛用できる道具としての佇まいを追求しました。

プロデューサー

ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 詫摩 智朗

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター 田中 聡一

海外で参考展示
2018年8月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

楽器のように磨きぬかれた、最高音質の「塊」

背景

現在、ハイレゾ音源の普及によって、音質にこだわるユーザーが着実に増えています。こうしたコアなオーディオファンに向けて、ソニーの高音質技術の粋を結集したフラッグシップモデルSignature Series(シグネチャーシリーズ)の新モデルとして、最高音質を屋外でも楽しめるインナーイヤーヘッドホンを提供したいと考えました。スマートフォンなどでデータ圧縮された音楽を手軽に聴けるようになった現代の潮流に対し、最高音質による新たな感動体験を提供することで、音楽文化の広がりにも貢献します。

デザイナーの想い

「管楽器のように、美しい音を鳴らすものは、その造形も美しい」という考えを手がかりの1つとし、最高音質を体現するデザインをゼロから考えました。耳のくぼみ(珠間切痕)にBAユニットをフィットするように配置するなど、耳への装着感と高音質の両立を検討しながら内部の機構を組み上げ、それを快適に身につけられる有機的且つシンプルなフォルムで包みました。このフォルムを形づくる素材には、高い剛性を持ち、無垢のまま使えるジルコニア合金を採用。一体成型でつなぎ目のない筐体をつくりあげるとともに、その表面を研磨機で30時間以上磨き上げることで最高音質を感じさせる高品位な輝きを追求しました。外観のフェイスプレートには、高級腕時計などに使われる伝統技術であるペルラージュ仕上げを施すことで、手触りのよい滑らかな平面に仕上げるとともに、本機が一生愛用できる精緻な音響機器であることをシンボリックに表現しています。

仕様

W26.3mm×H17mm×D25.7mm/12.5g(片側・イヤーハンガー除く)

審査委員の評価

妥協のないデザインにより、量産を前提とした工業製品でありながらも、ジュエリーのような工芸としての魅力も兼ね備えている。現段階で考え得る最良の方法を妥協なく模索、コストから考えない取り組み自体にも高い評価が集まった。感動体験を提供する同社の最高峰インナーイヤーヘッドホンとして、開発者の熱意が遺憾無く発揮されたプロダクトである。

担当審査委員| 鈴木 啓太   川上 典李子   根津 孝太   吉泉 聡   Patrakit Komolkiti  

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