GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
バッグ [ブルーシードバッグ]
事業主体名
一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO
分類
地域・コミュニティづくり/社会貢献活動
受賞企業
一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO (熊本県)
受賞番号
17G161362
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「ブルーシートを、ブルーシード(復興のたね)に。」平成28年熊本地震によって、甚大な被害を受けた家屋の応急処置で、大量に発生したブルーシートを回収・洗浄・縫製して、トートバッグにリメイクするプロジェクトです。復興関連のイベントやオンラインで販売し、売上の一部は被災地に寄付されます。熊本地震を象徴し、ネガティブな印象を持たれていた、屋根にかけられたブルーシートを、「復興のたね」と意味づけて、前向きで明るいものへと転換させる狙いもあります。また、縫製工場は同じく被災地の大分県竹田市にあるため、売上金のほとんど全てが熊本・大分に流れるようになっています。

プロデューサー

BLUE SEED PROJECT/三城賢士、井上圭一、中屋祐輔、村上直子、大塚智子、三城由莉、下田沙知、藤原育菜、阿座上陽平、立石拓、澁田翼、中島昌彦、大石愛、髙野正通、谷合竜馬、前川実花、高本裕子

ディレクター

一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO 佐藤かつあき、稲田悠樹

デザイナー

一般社団法人BRIDGE KUMAMOTO 佐藤かつあき

佐藤かつあき

詳細情報

http://blueseedbag.com/

発売
2016年11月4日
価格

3,900円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ひとつとして同じものが無い、ダメージジーンズのような、素材の風合いを活かしたシンプルなデザイン。

背景

平成28年熊本・大分地震が発生してすぐに、熊本のボランティアセンターには、東北の被災経験者の方々も、多数ボランティアに駆けつけてくれました。その時に伺った話の中で、津波に流された漁師の大漁旗を洗浄し、ブレスレットにリメイクする話を聞きました。そして、1.地震を象徴するもの。2.寄付になるもの。3.リサイクル。4.大量生産できなくてもPRになるもの。というコンセプトを元に、仕組みやデザインを考えていきました。また、復興支援や熊本地震について、若い人たちにも興味・関心を持ってもらえるよう、ただのリサイクルバッグではなく、普段使いができるよう、シンプルなデザインにすることを心がけました。売上の内訳は、約50%が原価(生産管理を熊本のシタテル株式会社/縫製を大分県の有限会社竹田被服/持ち手や裏地の資材代など)、約20%を寄付、約30%を活動経費にしています。寄付の模様はウェブで公開しています。

デザイナーの想い

ネガティブに見えるものを、ポジティブなものに。 熊本の人たちは郷土愛が強く、地震で傷ついた自分たちの町を見て、ひどく悲しんでいました。ブルーシートだらけの風景は、見る人を悲しい気持ちにさせます。でも、このブルーシートがいずれ、トートバッグとして生まれ変わると思うことができれば、悲しい気持ちが、少しは明るく前向きな気持ちになるかもしれない。私たちはそう考えて、このバッグの制作に取りかかりました。 コンセプトは、REMAKE(災害ゴミの利活用)、RETURN(売上の一部を被災地に還元)、REMIND(災害を忘れない)です。 熊本だけでなく、日本全国には、さまざまな災害により被災された方々がいて、まだまだ大変なご苦労をされています。そういう人たちがいるんだということを、忘れないようにしたいと思います。

仕様

素材:被災地の使用済みブルーシート サイズ:高さ約30cm 幅約33cm 奥行き約15cm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

公式オンラインストア:https://bridgekuma.thebase.in/
BLUE SEED BAG
BLUE SEED BAG ONLINE SHOP

審査委員の評価

熊本地震の被災を象徴するブルーシートをトートバッグにリメイクすることで復興の種とするプロジェクト。モノの意味を転換して地域に希望をもたらし、地域外と繋ぎ、支援にしていく、大変優れた取り組みのデザインである。被災地への寄付、地域に落ちる工賃、運営費のバランスも優れている。ブルーシートの様々な使用状況によってダメージデニムのようにバッグの個性が作られていくこと、企業ロゴなどが入れられ広く支援に参加しやすくなっていること、崩落した阿蘇大橋をイメージした支援の架け橋のロゴなども高く評価された。

担当審査委員| 上田 壮一   伊藤 香織   岩佐 十良   並河 進   山崎 亮  

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