GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
展覧会 [HOUSE VISION 2 2016 TOKYO EXHIBITION]
事業主体名
HOUSE VISION実行委員会
分類
個人・公共向けの意識改善
受賞企業
株式会社日本デザインセンター (東京都)
受賞番号
17G161352
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

HOUSE VISIONは「家」を、住宅産業の製品としてではなく、未来産業の可能性を可視化するプラットフォームと考え、物流、移動、観光、IoT、シェアリング、ビッグデータ解析、身体と環境の対話、ライフコアシステムなど、現代・近未来の課題を、包括的かつ具体的に提起する、実験的で実践的な展覧会です。具体的には企業と建築家・クリエイターが協働し、これまでになかった着想による家を原寸大で実現しています。2016年は東京・青海において、野球場程度の広さの屋外に12棟の展示ハウスと1棟のホールを含む大会場を開設。全53回のトークセッションを並走させつつ、38,000人の来場者を集めました。

プロデューサー

HOUSE VISION実行委員会

ディレクター

日本デザインセンター 原デザイン研究所 原研哉

デザイナー

原研哉 + 日本デザインセンター 原デザイン研究所

Kenya Hara

詳細情報

http://house-vision.jp/

オープニング
2016年7月30日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

臨海副都心J地区 東京都江東区青海2-1

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「家」を「未来産業の交差点」と捉え、「可能性を可視化する」というデザインの役割を明示した。

背景

高齢社会のポジティブな解釈が求められ、ツーリズムが新たな産業の活性を予感させ、また、IOTや通信技術を前提とした様々なサービスや事業が模索されつつある中、それらをブレイクスルーする事業構想やサービスの様相を、分かりやすい形でヴィジュアライズすることが待望されていた。 工業生産の枠組みの中でソリューションを追求するのではなく、次の産業の可能性を、いかに明快に顕在化できるかが、デザインの課題として問われていた。 「HOUSE VISION」はその課題に応えるものとして構想されたものである。決して「面白住宅」の展覧会ではない。住宅産業ではなく、「未来産業の交差点」として、潜在している可能性を総合的に可視化できるプラットフォームとして「家」を捉えている視点が、この構想の背景にある。

デザイナーの想い

企業の選定と建築家候補の絞り込み、およびそのカップリングを慎重におこなった。堅実を重んずる企業に企画の理解を得るのは容易ではない。既存の事業部には、実績の定まらないプロジェクトを遂行する役割も、参加への決裁権もないので、できるかぎり企業のトップに直接面談して説明し、理解を得てきた。その企業の未来を構想できるのは、それぞれの企業のトップマネージメントであると、強く再認識した。また、建築家やデザイナーについては、クリエイティブの特質や思想を吟味しつつ、個々の企業にふさわしいテーマを熟考し、候補者を決めた。展示ハウスのコンセプトの立案は、すべて企画側で行っている。 企画の形式が定まってきたので、世界各地への展開が始まっており、現在、2018年の中国、韓国での開催が計画されている。アジア発のデザイン潮流として育成したい。

仕様

会場:臨海副都心J地区 東京都江東区青海2-1(14,441㎡)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

展覧会記録書籍『HOUSE VISION 2 2016 TOKYO EXHIBITION』
HOUSE VISION公式ウェブサイト
美術出版社ウェブサイト

審査委員の評価

住宅は「一生に一度の買い物」と言われている割に、自分にあった住宅を真剣に考える場はなかなかない。このHOUSE VISIONは、メーカーサイドの営業視点による住宅展示場とは大きく異なり、来場者に「家とは何か」を多角的に問いかけた点に高い評価が集まった。未来の新しい住まい方、家の在り方を展示・提案するだけではなく、実際に実現化した建物が存在することがもっとも評価できるポイントだ。

担当審査委員| 上田 壮一   伊藤 香織   岩佐 十良   並河 進   山崎 亮  

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