GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
銭湯メディアと銭湯コミュニティ [東京銭湯]
事業主体名
株式会社東京銭湯
分類
地域・コミュニティづくり/社会貢献活動
受賞企業
株式会社東京銭湯 (東京都)
受賞番号
17G161336
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「東京銭湯 – TOKYO SENTO – 」は2015年にスタートしました。10代から30代の若年層をターゲットに、銭湯業界の活性化を目的にした取り組みです。この取り組みは大きく2つから構成されます。ひとつは、若者層に銭湯を周知し新規顧客をつくるウェブメディア「東京銭湯 – TOKYO SENTO – 」の運営。もうひとつは、銭湯から始めるコミュニティ「喜楽湯」の運営です。来場者に対して“入浴“だけでなく銭湯体験をひとつのサービスとして捉え、地域のコミュニティデザインをしています。地域イベントを主催し地域交流の場として社会的価値を高め、銭湯が本来もっていたコミュニティを実現しています。

プロデューサー

日野祥太郎

ディレクター

日野祥太郎

デザイナー

日野祥太郎

詳細情報

http://www.tokyosento.com

公開
2015年3月23日
販売地域

日本国内向け

設置場所

〒332-0015 埼玉県川口市川口5-21-6 喜楽湯

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

裸のコミュニケーションから始まる、地域のコミュニティデザイン

背景

現在、週に1軒の割合で銭湯が廃業しています。その理由のひとつに銭湯経営が金銭面で立ち行かないことが上げられます。経営がうまくいかないので、担い手がいないくなり、廃業に追い込まれます。その大きな原因は、既存顧客の人数だけでは、現存する銭湯を維持することが不可能だからです。そこで、若者に周知することで新規顧客の創出をデザインする必要がありました。さらに、若者が銭湯に足を運ばない理由のひとつに、銭湯に対して保守的で古いイメージを抱いていることも上げられます。今までの銭湯文化の伝統を引き継ぎながら、現代社会にあった、これからの銭湯の姿、地域のコミュニティのデザインが必要でした。そのために、まず銭湯同士のつながりをもつ仕掛け(銭湯特化メディア)を作りました。

デザイナーの想い

近年、核家族化が進み地域とのつながりが希薄化しています。かつて銭湯は「地域のコミュニティ」でした。学校のいじめ問題、子育てにおける母親の孤立などの社会問題は、そのつながりによって地域内で解決してきました。また、東日本大震災のような大規模災害が起こった場合も、地域の人との助け合いが必要不可欠です。そういった地域の結び目のひとつを担っていたのが、銭湯なのです。しかし、現存する銭湯の数は下降傾向にあります。つまり、地域の結び目をつくる場所が減り、コミュニティの減少につながっています。若者がもっと地域とつながり、今の時代にあったコミュニティのリ・デザインをしたいと想い、土地に根付いている銭湯を拠点に出来ないかと考えました。銭湯は地域の人が気軽に交流できる居場所です。表層ではなく、裸の付き合いができるコミュニティだからこそ、創出可能となるつながりがあり、それがこれからの社会に必要なのです。

仕様

銭湯メディアと銭湯コミュニティ

どこで購入できるか、
どこで見られるか

www.tokyosento.com 〒332-0015 埼玉県川口市川口5-21-6 喜楽湯

審査委員の評価

各家庭に風呂が普及して入浴施設としてのニーズが激減したことを逆手に取り、銭湯が従来よりもっていた交流の場としての機能を現代的に読み替え、あらためて現代の地域コミュニティ施設としての銭湯像を提示している。webメディア「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」での発信と、実空間としての「喜楽湯」の運営を組み合わせて、銭湯との関係性が薄い若年層にアプローチしている点も評価された。

担当審査委員| 上田 壮一   伊藤 香織   岩佐 十良   並河 進   山崎 亮  

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