GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
マンガ作品の推薦リスト [これも学習マンガだ!〜世界発見プロジェクト〜]
事業主体名
公益財団法人日本財団
分類
個人・公共向けの意識改善
受賞企業
公益財団法人日本財団 (東京都)
受賞番号
17G161323
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本のマンガが持つ「分かりやすさ」や「共感力」に着目し、有識者で構成する選書委員会が、「学び」のきっかけとなるマンガ作品を推薦するプロジェクト。歴史や科学を扱う所謂「学習漫画」ではなく、一般のエンタメ作品の中から選書を行うのが特徴です。医師や宇宙飛行士が登場する作品から、同性愛や自閉症をテーマとする作品まで、これまで200作品が選出されました。 子どもから大人まで、マンガ独特のリアリティに没入するうちに、知らず知らず新しい価値観や世界観に触れている。そんな知的好奇心が広がるような体験を通して、「学び」の入り口へと読者を誘う珠玉の作品たちを、ウェブサイトや全国各地の図書館等で公開しています。

プロデューサー

公益財団法人日本財団 ソーシャルイノベーション推進チーム

ディレクター

これも学習マンガだ!選書委員会 委員長 里中満智子+公益財団法人日本財団 ソーシャルイノベーション推進チーム 栗田萌希+レインボーバード合同会社 代表社員 山内康裕

デザイナー

レインボーバード合同会社 代表社員 山内康裕/プランナー 岩崎由美/福田真紀子/鈴木史恵+グラフィックデザイナー 奥田奈保子(ロゴ&グラフィック※一部展開除く)

詳細情報

http://gakushumanga.jp/

初年度選出作品公開
2015年10月6日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

楽しみながら知ろう。楽しみながら気づこう。社会課題も多様な生き方も、マンガで学び、考える。

背景

何かを学ぶことや、普段触れることのない世界を知ることは、本来はとても楽しいことであるはずです。しかし、自分なりの関心や体験がないままに、教科書や参考書に取り組むばかりでは、つまらないと思いながらも我慢して勉強することが当たり前になりかねません。 「これも学習マンガだ!」は、子どもや若者に対し、学びへの意欲や、社会への関心を高めるきっかけを提供しようと、教育や福祉など多様な社会課題に取り組んできた日本財団で、部署横断プロジェクトとして始まりました。検討段階では、日本図書館協会等の外部有識者とともに研究会を設置し、学校・図書館関係者に対するヒアリング調査を重ねました。その結果、学校や図書館によるマンガ活用の指針となる選書の実施が発案され、現在の選書企画が決定しました。例えば、選書作品に付された「小学生からOK」という対象年齢表示は、教員や司書の方々向けに導入された表示です。

デザイナーの想い

「学習漫画」と聞いてまず想像されるのは、歴史などを扱った、学校で習う教科の理解を助ける作品です。でも、日頃私たちが娯楽として楽しんでいるマンガの中にも、様々な「学び」につながる作品があることを多くの人に知ってほしい。そんな思いから、「これ“も”学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」というプロジェクト名を名付けています。 また、プロジェクトを進める中で私たちは、特に図書館に対しては、実際に会いに行く・会合に出席するなどの地道なコミュニケーションが有効であることに気づきました。現在では司書さんから直接マンガを展開する上で工夫していることを聞き、それをまとめたお便りを送る活動などを通じて、マンガの展開に関しての図書館間の情報プラットフォーム的な役割を担っています。 当プロジェクトをきっかけに、「マンガで新しい世界を知る」「マンガで社会課題に気づく」ことが、広く定着していくことを願っています。

仕様

2015年に100作品、2016年・2017年に各50作品の計200作品を、発表年代や出版社の枠にとらわれず選出。図書館などへの導入を助けるツールとして、作品タイトルとともに作品ごとの「キャッチコピー」、どこが学びにつながるかをまとめた選書委員による「推薦コメント」をウェブサイトで公開しているほか、チラシ・小冊子・ポスターを制作・提供しています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

公式ウェブサイトにて事例を紹介/立川まんがぱーく(東京都立川市)にて全選出作品を展開
「これも学習マンガだ!」公式ウェブサイト
楽天ブックス「これも学習マンガだ!」特集
立川まんがぱーく

審査委員の評価

「漫画を教材として使う」という発想が新しい。漫画に新しい価値を見出すこと。学びを楽しくすること。その両方を実現する、可能性のある試みである点を評価した。

担当審査委員| 上田 壮一   伊藤 香織   岩佐 十良   並河 進   山崎 亮  

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