GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
理想的な住宅取引の仕組み [住宅ファイル制度]
事業主体名
近畿不動産活性化協議会
分類
社会基盤システム/インフラストラクチャー
受賞企業
近畿不動産活性化協議会 (大阪府)
受賞番号
17G151279
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「住宅ファイル制度」は 、住宅の品質・維持管理の状態・適正価格につき、各専門家が現地調査のうえ取りまとめた住宅ファイル報告書を基に住宅の取引を行う仕組みである。 〇売り手の「思い・こだわり」と買い手の「安心・希望」をつなぎ、国民を幸せに導く仕組み。 〇宅建業法改正に伴う、建物診断の斡旋と媒介業者の説明責任・手続き義務を手助けする仕組み。 〇良質な住宅が適正に評価され、その価値が世の中で認められるようになる仕組み。 〇非対面契約や手付金保全と取引保証で関係者の決済負担を軽減する仕組み。○瑕疵保険の付保にもつながる仕組み。○住宅ローンの担保評価にも活用される仕組みである。

プロデューサー

会長 阪井一仁/副会長 三本皓三、西川和孝

ディレクター

実行委員長 村木康弘

デザイナー

実行委員 難波啓佑、印南和行、吉岡和潔、吉田哲也、掘上琢治、三尾順一、橋本嘉夫、荻野重人、八木場正寛、龍優、永松秀昭、安田彰、目黒經敏、矢野裕章

詳細情報

http://jutakufile-seido.com/

利用開始
2015年11月
販売地域

日本国内向け

設置場所

近畿不動産活性化協議会事務局 大阪市中央区谷町1丁目7番4号  大阪宅建サポートセンター内

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

良質な住宅が適正に評価され、住宅の売主・買主が安心して取引を行うためのワンストップサービス!

背景

日本では、戦後の住宅投資累計額に対し、現在の住宅資産合計額は500兆円も下回る。住宅が資産ではなく消耗品に成り下がっていた結果である。日本の住宅取引(新築着工+中古流通)における中古流通の割合は14%程度で、欧米の80%~90%に比べ極めて低調である。現在する空家は850万戸と言われ、今後増加の一途をたどる。 このような中、住宅取引に関わる宅地建物取引士、建物診断(インスペクション)を行う建築士、評価を行う不動産鑑定士、融資を行う金融機関、防蟻・瑕疵保険等々の専門家が立ち上がった。中古住宅市場活性化のために何ができるのか、売主買主の立場に立って理想の形を追い求めてきた。従来の住宅取引の問題点を一つ一つ列挙し、対応策を施したところ、ひとつの仕組みが形を現した。取引市場拡大、住宅資産の適正評価、空家の抑止等、住宅市場を活性化し、国民生活を豊かにする潤滑油。それが「住宅ファイル制度」である。

デザイナーの想い

不動産取引は厄介だ。頻繁に取引するわけではないので初めてのことばかり。すべきことは多岐にわたるが、全体像が見渡せない。二つと同じものがないので単純比較できない。そんな取引当事者の思いを遂げ、不安を払拭してあげる理想的な取引方法を生みだそう。そんな思いを共通にした専門家たちが、汗かきながら現地を回り、膝を詰めて知恵を出し合い、一つ一つ課題を解決する方策を積み上げていったら、理想的な形にたどり着いた。売り手の「思い・こだわり」と買い手の「安心・希望」をつなぎ、国民を幸せに導く仕組み、「住宅ファイル制度」はデザイナー(不動産の専門家)達の、純粋な思いの賜物。 この先は、不動産業者の買取再販向けバージョンや、リノベーション費用一体型の住宅ローン等、仕組みの発展形や関連商品の拡充に注力していく予定である。

仕様

①住宅ファイル価格報告書(近畿不動産活性化協議会適合標準書式) 、②物件明細書 、③建物診断報告書(インスペクション)、④シロアリ検査報告書。 上記①~④を「住宅ファイル報告書」として一冊に取り纏め依頼者に交付する。言わば中古住宅の仕様書であり、取引に役立てる。建物診断報告書は瑕疵保険加入のための検査を兼ねる。長期修繕計画や修繕工事の見積書も添付。一切の資料は住宅履歴書として保存される。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

住宅ファイル制度ホームページ、YouTube「ひとりぼっちの座敷童子」
近畿不動産活性化協議会WEB
ひとりぼっちの座敷童子(住宅ファイル制度PRショートドラマ6分ver)
住宅ファイル活用ローン/関西アーバン銀行

審査委員の評価

これまで不動産業界にはなかった仕様書という客観的な評価に基づく伝達手段を中古住宅に取り入れることによって、情報の見える化となり不透明感が払拭される。売り手、買い手の双方にとって不安が軽減し納得感が増すことはもとより、人生設計や生き方の変革にも影響が及び、社会的に有益な取り組みである。住宅ファイルを作成するプロセスには、分野をまたいだ複数の専門技術によるデータの収集分析が必要となるが、とりまとめ窓口の一本化、表現の統一を的確に行い、利用者にとって伝わりやすい質が実現している。

担当審査委員| 廣田 尚子   青山 和浩   小林 茂   ナカムラ ケンタ   林 千晶  

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