GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン特別賞[未来づくり]

受賞対象名
音楽教育法 [ボーカロイド教育版と関連教材を用いた新しい「創作/歌づくり」]
事業主体名
ヤマハ株式会社
分類
ソフトウェア・サービス・システム/インターフェイス
受賞企業
ヤマハ株式会社 (静岡県)
受賞番号
17G141241
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

歌声合成ソフト「VOCALOID™」を学校教育用に最適化したPC・タブレット用ソフトウェアと、それを活用してもたらす小中学校音楽授業の新しい「学び」のソリューション。音楽授業分野のひとつである「創作」は、教師にとっても生徒にとっても最終楽曲まで仕上げることは難しい。「ボーカロイド教育版」は、歌詞とメロディを入力するだけで誰でも簡単にパソコンなどで歌声を作ることができ、音楽制作ツールとして世界中で利用されている「VOCALOID™」をベースにした技術・応用ソフトウェアである。創作された楽曲を生徒たち自らが歌い、表現することで、より主体的・対話的で深い学びを実現するソリューションを提供する。

プロデューサー

ヤマハ株式会社 研究開発統括部 新規事業開発部 剱持秀紀

ディレクター

ヤマハ株式会社 研究開発統括部 新規事業開発部 SES事業推進グループ 井上潤

デザイナー

ヤマハ株式会社 研究開発統括部 新規事業開発部 SES事業推進グループ 塩谷友佳子

詳細情報

http://ses.yamaha.com/products/vocaloid_edu/

発売
2017年2月7日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

パッとなっとく、もっとワクワク。

背景

児童生徒が習得せねばならない「器楽・歌唱」・「鑑賞」・「創作」という音楽授業分野の中で、「創作」は児童生徒にとっても教師にとっても、取り組みが難しい分野と云われてきた。楽器演奏や歌唱能力が修得途上であり、楽譜についての知識理解も未熟な児童生徒にとって、メロディーを創作することのハードルは高く、また、指導する教師にとっても効果的な指導法を確立し難い分野であった。そのような教育現場に、ICT機器の利点を最大限活用した解決策として、授業モデルと共に、児童生徒が主体的・対話的で深い学びを経て自らを表現することを体得できるソリューションを提案し、最終ゴールとして、児童生徒が自ら創作した楽曲を歌唱(披露)することを目指した。

デザイナーの想い

あるアンケート調査によると、小学校1年生から中学校3年生まで学年が上がるにつれ、音楽授業が好きな児童生徒が減少していくことが報告されています。義務教育9年間で全員が必ず触れて体験する音楽が、それからの長い人生において良きパートナーであって欲しいとの思いが、このソリューション開発の原点です。単に、演奏・歌唱技術を習得するだけではなく、表現したいメッセージを歌詞にし、リズム・メロディーに載せ、聴衆に伝えるために自らが歌う。このような音楽創作への関わりを、児童生徒一人一人の個性を活かしながら、実践し、児童生徒や教師と共に素敵な体験と大きな感動を分かち合ってきました。ICT機器導入が益々本格化する学校教育現場において、授業のみならず、運動会・文化祭・卒業式など音楽が不可欠な多くの場面で、より多くの児童生徒が、音楽を通してよりアクティブな体験を経て、様々な分野で将来の担い手になることを願っています。

仕様

<ボーカロイド教育版の最低動作条件>■OS : Windows10/Windows8.1/Windows7(Service Pack1以降)各日本語OSの64ビット版(×64)、32ビット版(x86)に対応■CPU : Intel Atom Z3735 1.33GHz以上または同等の互換プロセッサ■RAM : 2GB以上■その他 : DVD-ROMドライブ(インストール時のみ)、オーディオデバイス

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ヤマハ楽器特約店など
Smart Education System by yamaha
Yamaha's Challenge
浜松市立与進中学校「冒険者」を卒業式で熱唱

審査委員の評価

「初音ミク」というアプリケーション(応用)によって新しい音楽の創作文化を生んだVOCALOID技術を、学校教育のなかで活用する方法論と共に提示している点が高く評価できる。特に、校歌の作曲と作詞という音楽と詞を結びつけた形で、クラス単位で協働制作できるゴールの設定が秀逸。インタフェースについてはこの目的のために不要な部分を削ぎ落とし、必要な部分を強調する努力が行われているが、もっとシンプルにわかりやすくすることも可能であるように見受けられる。

担当審査委員| 岡本 誠   石戸 奈々子   ドミニク・チェン   深津 貴之   藤崎 圭一郎  

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