GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
VRモーションライド [8K:VRライド]
事業主体名
NHKエンタープライズ
分類
宣伝・広告・メディア・コンテンツ
受賞企業
株式会社NHKエンタープライズ (東京都)
株式会社NHKメディアテクノロジー (東京都)
株式会社レコチョク (東京都)
WONDER VISION TECHNO LABORATORY 株式会社 (東京都)
受賞番号
17G131181
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

NHK が開発した次世代テレビ放送規格「8Kスーパーハイビジョン」を幅5.2m・高さ3.4mのドーム型ワイドスクリーンに投射し、電動6軸モーションベースと5.1chサラウンドを組み合わせることで、「バーチャルトラベル」を体感できるVRシステムです。最大の特徴は、従来のVRと異なり、ヘッドマウントディスプレイが不要であること。2名同時に体験可能で、ゴーグルを装着せずに、視野いっぱいに広がる没入感とダイナミックな移動感による、驚きや感動の体験を共有できます。 8K3D映像+22.2ch立体音響+レーザー照明を組み合わせ、「2016年度グッドデザイン賞」を受賞した「8K:VRシアター」の進化版です。

プロデューサー

NHKエンタープライズ 福原哲哉+NHKメディアテクノロジー 和田浩二+レコチョク・ラボ 河村剛志+RamAir.LLC 田村吾郎

ディレクター

NHKエンタープライズ 田邊浩介+NHKメディアテクノロジー 関正俊+レコチョク・ラボ 平山鉄兵+RamAir.LLC 田村吾郎

デザイナー

NHKエンタープライズ+NHKメディアテクノロジー+レコチョク・ラボ+WONDER VISION TECHNO LABORATORY

8K:VRライド プロジェクトメンバー

詳細情報

http://8kvr.net/

発表
2017年3月12日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

特になし

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

日本独自の8Kテクノロジーによる没入型メディア体験で、HMDを使わずにバーチャルトラベルを実現

背景

本システムの肝となる「8Kスーパーハイビジョン」は、世界に先駆けて日本が研究開発してきた次世代の放送技術です。元々は将来のテレビ放送用規格だった8Kを、私たちは没入型メディア体験をデザインするための映像技術として導入しました。最大の価値は、ドーム型ワイドスクリーンと組み合わせ、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使わない、新しいVR体験を実現できたことです。この前に開発した「8K:VRシアター」を通して、HMDが必要ないVR体験のニーズがあることを強く感じていました。HMDによるVR体験は、高い没入性を得られる反面、極めてパーソナルな体験となりますが、例えば映画やライブと同じように、家族や友人とVR体験での感動を共有できれば、新しい可能性が広がります。また、髪型やメイクが乱れるためHMD装着を好まない女性たち、HMD対象年齢外の13歳未満の子どもたち向けのVR体験もニーズがあるはずです。

デザイナーの想い

8K映像は、現行フルハイビジョンの16倍の解像度と、2倍のフレームレート(60p)を持っています。つまり、8Kはハイビジョンの32倍の情報量だと言えます。今回、導入したスクリーンは、幅5.2m・高さ3.4mのドーム型ワイドスクリーンです。水平視野角は180度、垂直視野角は120度。人間の周辺視野ほぼ全てをカバーし、極めて没入感の高い映像を作り出します。また、奥行きは2.6mで、2D映像を投射しても立体的な奥深さを感じます。8K映像をこのスクリーンに投射することで、緻密な情報量を持つ高精細映像が視野いっぱいに拡がる、かつてない没入型メディア体験が生まれました。この唯一無二の映像体験に、5.1chサラウンド音響、モーションライドによる移動感を組み合わせることで、「バーチャルトラベル」が実現可能となりました。昨今のスマートフォンによるお手軽映像視聴文化に、一石を投じることができれば幸いです。

仕様

WONDER VISION TECHNO LABORATORY ドーム型ワイドスクリーン+モーションライド「Sphere 5.2」/ JVCケンウッド 8Kプロジェクター「DLA-VS4800」 /計測技術研究所 8K再生機「UDR 40S DV-8」 /5.1chサラウンドシステムスピーカー

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「デジタルコンテンツEXPO 2017」(2017年10月27〜29日・日本科学未来館)に出展
8K:VRライド「東京VICTORY」 公式サイト
WONDER VISION TECHNO LABORATORY 公式サイト
デジタルコンテンツEXPO 2017

審査委員の評価

VRコンテンツは魅力的ではあるが、ヘッドマウントディスプレイを装着しなければならないという面倒さや心理的なハードルがある。しかしこのシステムではそれ以上の没入感を、何も装着せずに実現している。二人同時に体験でき、さらに周囲の人も同じ映像を見ることができるため、感動を共有しやすいのも良い。また、こうしたシステムは複雑で設置が難しくなりがちだが、運搬や設営が容易にできる設計となっており、イベント等でも手軽な活用が可能となるだろう。

担当審査委員| 齋藤 精一   内田 まほろ   鹿野 護   木住野 彰悟   水口 克夫   Aaron Nieh  

ページトップへ