GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン特別賞[復興デザイン]

受賞対象名
広告 [「ちょうどこの高さ」]
事業主体名
ヤフー株式会社
分類
宣伝・広告・メディア・コンテンツ
受賞企業
ヤフー株式会社 (東京都)
受賞番号
17G131174
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

銀座ソニービルに、2011年3月11日の東日本大震災で岩手県大船渡市で観測された最大津波16.7mがわかる広告を掲出。地上から16.7mのところに線を引き、「想像してもらう」ことを目的として実施。 被災者の心情に配慮するという大前提を考慮しつつ、ヤフーとしての企業姿勢、防災への想いを真摯に伝えるために、過度な演出はせず、メッセージを中心に据えた、読む広告として表現した。 その為、通行者の方々から読みやすいよう、文字の大きさや行間を調整した。

プロデューサー

株式会社博報堂 岡田 憲/山縣 太希

ディレクター

株式会社博報堂ケトル 橋田 和明+ヤフー株式会社 内田 伸哉、和気 洋子

デザイナー

株式会社博報堂 柿﨑 裕生、井手 康喬、内田 翔子

柿﨑 裕生

掲出開始
2017年3月6日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都中央区銀座 ソニービル

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

津波の高さという「記録」を見る人に体感させ、「ヤフーからの手紙」として記憶に残す。

背景

2011年の東日本大震災から6年たち、メディアの報道も災害に対する意識も低下していた中で、 災害情報を発信する企業として、1人でも多くの方の防災に繋げたいとの想いから、人々の防災意識を啓発する 屋外広告を実施。

デザイナーの想い

記録という事実を体感させることで、記憶に変える。それをテーマに考えました。銀座ソニービルの前に立って上を見上げ、この壁にどんなものが貼られたら一番伝わるのかを皆で考えました。デザインがかっこ良いとか、世界観が新しいとか、いままでの広告的な思考回路を捨てました。閉館直前のソニービルの白く聳え立つ壁面が自ずと指し示してくれたデザインかもしれません。これは「ヤフーからの手紙」だと規定してデザインを磨いた結果、ラディカルなものが生まれたと思います。 結果、ソーシャルメディア上では「いい広告」ということだけではなく、 「体感できた」「忘れちゃいけない」「防災を考えなくちゃ」という言葉が多く上がったことは大きな成果です。 私自身、掲出された広告の前に立ったとき、そのメッセージが発する思いもしなかった存在感に目が潤みました。

仕様

銀座ソニービルに、2011年3月11日の東日本大震災で岩手県大船渡市で観測された最大津波16.7mがわかる広告を掲出。

審査委員の評価

震災を「忘れてはいけない」というYAHOOの企業としての強いメッセージを感じる。数多くある震災メッセージ広告の中でも突出した表現になっている。デジタルの会社がビルボードというアナログでメッセージを発信している意外性も忘れてはいけない。上を見上げ遙か高いところの赤いラインが淡々としていて災害の怖さを煽り過ぎず、よいバランスで思い起こさせている。

担当審査委員| 齋藤 精一   内田 まほろ   鹿野 護   木住野 彰悟   水口 克夫   Aaron Nieh  

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