GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
日本酒 [三好]
事業主体名
阿武の鶴酒造合資会社
分類
食品、パッケージ
受賞企業
OUWN株式会社 (東京都)
受賞番号
17G131164
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

約30年ぶりに復活したこの酒蔵から「三好」というお酒が誕生しました。「三好」という名前は復活に取り組む蔵元子息、6代目自らの名を冠したと共に、酒造りに重要な「三」という数字をかけて、漢字で表現しています。酒造りに重要な「三」の数字は、原料となる麹・米・水の「三」、売り手・買い手・世間の「三」のことを指し、どれも酒造りにかかせないものです。ラベルは、漢数字の「三」をあしらっていますが、実はこの「三」、英数字の1が横向きに3つ並んで出来ています。1を横に並べることで、それぞれの調和を表現しているのです。

プロデューサー

三好 隆太郎

ディレクター

村上 文隆

デザイナー

石黒 篤史 OUWN inc.

石黒篤史(OUWN)

詳細情報

https://www.hasegawasaketen.com/eshop/products/detail.php?product_id=58943

発売
2016年10月
価格

3,240yen

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

全国酒屋

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

英数字の「1」を並べることで漢数字の「三」を表現。雫と合わせ、お酒造りへの丁寧さを表現しています。

背景

美しい日本海と緑豊かな山口県阿武町奈古にある、大正4年創業の「阿武の鶴酒蔵」。 後継ぎの問題で止むを得ず休蔵となっていましたが、酒蔵6代目により復活することとなりました。およそ30年ぶりに、新ブランドの日本酒が誕生するということで、 伝統を重んじながらも、今の時代だからこそできるアプローチを求め、先代とは違った海外の消費者の目にも止まるようなボトルデザインでスタートしたいと、依頼を受けました。 制作が決まった当初は、新しい日本酒の名前も決まっていなかったため、お酒の味の最終調整と同時にネーミング制作から携わりました。 ボトルのデザインの他、イベントや販売の際に使用する前掛けやのぼり旗、最終的には告知ポスターまで、幅広く制作しました。

デザイナーの想い

蔵を復活させるという当主の想いは、並々ならぬ狂気迫るものがありました。その想いに応えるために、今の時代にスタートするからこそできるデザインを思考し、応えたいと考えました。海外に目を向け、漢数字の「三」と数字の「1」の三つの羅列で同時にロゴを表現することで、従来の日本酒デザインにはない先進さをデザインしました。また、そのコンセプトには当主の想いや、お酒作りの丁寧な過程や材料、そして人の世の繋がりを含めています。販促的には海外に目を向け新しさを取り入れたこの日本酒を通して、今の世の忘れ去られがちな、人の繋がりの大切さを感じられるではと考え、この意思をより訴求していきたいと考えています。

仕様

高さ:395mm / 底部直径:104mm / 上部直径:30.1 mm / 重量:1.8kg ラベル:ビオラ ホワイト 100kg / 封緘:ビオラ ホワイト 90kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

都内:はせがわ酒店 / 山口県内酒店
はせがわ酒店 オンライン
creative studio OUWN
MIYOSHI 当主インタビュー

審査委員の評価

黒い三本のラインが印象的なパッケージ。一度見たら忘れられない力強さである。日本酒の持つ風情を醸し出しながらも、先進的で無国籍な雰囲気も兼ね合わせたラベルが実にバランスが良く、新しい日本酒の誕生を効果的に表現している。三十年ぶりの酒蔵復活や、蔵元当主の名前などを起点とした「三」というキーワードに着目し、徹底的に焦点を当てることで、ネーミングからコンセプト、ビジュアルにまで、ぶれのない統一感を生み出している。

担当審査委員| 齋藤 精一   内田 まほろ   鹿野 護   木住野 彰悟   水口 克夫   Aaron Nieh  

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