GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
天理駅前広場 [天理駅前広場コフフン]
事業主体名
天理市
分類
公共用の建築・施設
受賞企業
奈良県天理市 (奈良県)
受賞番号
17G121053
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

約6000㎡に渡り、カフェやレンタサイクルをはじめとするショップ、総合案内所、遊具、屋外ステージ、待合スペースなどを備え、イベントや観光情報の発信、多世代の憩いの場として活用されることで周辺地域の活性化を目的としたプロジェクト。

プロデューサー

天理市

ディレクター

nendo

デザイナー

建築インテリア:nendo+井渡屋+コクヨ株式会社/サイン:株式会社日本デザインセンター 色部デザイン研究室/照明:岡安泉照明設計事務所/植栽:合同会社スタジオモンス

nendo 佐藤オオキ

詳細情報

http://cofufun.com/

利用開始
2017年4月1日
設置場所

奈良県天理市川原城町803番地

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

つながりとにぎわいを生む、新しいコフン

背景

天理市の「歴史」「地理」「文化」という3つの要素を凝縮したデザインとするため、市内に約1600基も点在しながら日常生活に美しく溶け込んでいる「古墳」をアイコンとして捉え、それらを複数組み合わせて起伏に富んだランドスケープを作ることで、山々に囲まれた奈良盆地という地理的特徴を表した。

デザイナーの想い

古墳の段差は、移動手段としての階段だけでなく、腰掛けるためのベンチ、遊んでいる子供が外に飛び出さないための柵、ステージやカフェの屋根など、様々な役割を担うため、人々に対して場所ごとに特定の行動を規定することなく、自由に居場所を発見できるような環境となった。古墳に合わせてゆるやかに湾曲した案内板や看板は、街と調和しつつ自然なコントラストを出すことができるダークグレーで統一。待合スペースには、キッズスペースや、本を読めるラウンジやスタディスペースのほか、コンサートやパブリックビューイングを行えるステージも新たに設置。その隣には、天理のお土産を購入することが出来るショップも新たにデザインした。内装に使われる素材や色は広場と極力統一し、奈良県の木材を使用した家具や什器は古墳をモチーフとしたデザインとすることで、広場と一体感を持たせた。

仕様

①多目的広場(芝生):14,200㎡ ②古墳A  用途:屋外ステージ及び大型遊具(ふわふわドーム)、構造:PCaPC造 一部鉄骨造、建築面積:530.66㎡  ③古墳B  用途:大型遊具(すりばち)・休憩スペース 、築造面積:539.29㎡ ④古墳C  用途:休憩施設(カフェ)及び周遊観光拠点(物販・案内所) 構造: PCaPC造 一部鉄骨造  建築面積:548.41㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

現地(奈良県天理市川原城町803番地)、天理市ホームページ 等
天理市ホームページ
公式ウェブサイト
株式会社マガジンハウス Local Network Magazine「colocal コロカル」

審査委員の評価

宗教都市として知られる天理市に新しい顔を与えた画期的なプロジェクトである。大小の同心円状のモチーフを上下に展開するだけの、あっけにとられるくらい簡単なデザインのルールだが、実際に現地を訪れると、子供や市民がここで楽しく時間を過ごしている状況に遭遇する。わかりやすい円というモチーフが、アイコン的な強度をもたらすだけではなく、人々のアクティビティも誘発することに成功した広場のデザインといえよう。

担当審査委員| 五十嵐 太郎   浅子 佳英   遠山 正道   星野 裕司   安田 幸一  

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