GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [イニシアクラウド渋谷笹塚]
事業主体名
株式会社コスモスイニシア
分類
集合住宅
受賞企業
株式会社コスモスイニシア (東京都)
受賞番号
17G111001
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本件は場の用途と動線を住まい手がデザインする住まいを提案。”場”へのアクセス、居場所、空間の関係性を選択し住まい手自らが定義づけすることで、住まいのあり姿が完成します。そのためには、動線・領域・間仕切りの質感を自在にする造りこみをしています。これまでの住空間は、場の用途と動線が定義されてきました。動線を自在化することにより、機能として通過動線の場が別の意味を持ちます。住まい手のライフスタイルは多様化し、住空間における居心地の価値に関しても、もはやプロトタイプの想定の外に存在しています。住まいの自在性を高めることで、多様な居心地を生み出し、暮らしながら住まいを思考することを期待しています。

プロデューサー

株式会社コスモスイニシア

ディレクター

株式会社コスモスイニシア+デザインオフィスnendo

デザイナー

デザインオフィスnendo+横堀建築設計事務所+有限会社ケイ・ワークス+株式会社いろ葉Design 大武一伯

左から、デザインオフィスnendo、横堀建築設計事務所、いろ葉デザイン大武一伯

詳細情報

http://www.cigr.co.jp/pj/contents/

利用開始
2017年7月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都渋谷区幡ヶ谷3丁目

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

場の用途と動線を住まい手が自在にデザインできる住まい:新しい居心地のカタチの創造

背景

IOTの進化、ワークライフバランス意識の高まり、世帯構成の多様化、価値観の変容等、ライフスタイルがさらに多様化しています。住宅の在り方は依然として画一的で、従来の動線と場を定義づけされた世界観で創りこまれています。同じライフスタイル価値観の住まい手は存在しません。その時代ごと、世帯ごとを取り巻く個別の居心地の実現に住まいがいかに対応していくかが課題です。もっと住まい手が、自らの嗜好にそった住みこなしができないか?様々なモジュールの時間軸に順応できないか?も具現化のために自在の家の発想が生まれました。住まい手の場の定義づけに対応できる順応性を高めるプランニングシステムの開発を目指し、場へのアクセス・居場所の設定・空間の関係性の選択ができることを主要な開発コンセプトとしました。

デザイナーの想い

場への動線を自在にする選択性、場の領域を自在にする選択性、間仕切りの質感を自在にする選択性の三点を主要コンセプトに造りこみました。結果、場の用途と場への動線の定義を持たない住宅が生まれました。それぞれの住まい手が、自らの居心地の想定をしながら場の用途を定義づけしていきます。その場への動線は複数のアプローチを持ち、動線の定義づけにより、通過するという機能としての場の定義から解放された空間はDENやモノを格納する別の場として変容します。空間の広さの定義も住まい手にゆだねられ、間仕切りの質感・設定が空間のヒエラルキーを決めていきます。日々の暮らしの営みの中で、それらの定義は変化していきます。住まい手毎の住まいのカタチは、もはやある想定の中で定義された住宅プランニングでは対応できないのではないかと考えます。住まい手の住みこなし方を自在にすることにより今後さらに多様な生活現象の発生を予感しています。

仕様

鉄筋コンクリート造地上5階建、敷地面積1,675.06㎡、延床面積3,548.59㎡、総戸数42戸

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都渋谷区幡ヶ谷3丁目

審査委員の評価

ワイドスパンを採用し、梁を出さないよう駆体を整理し、水周りを壁側によせることで、空間の自在な変化を担保している。近年、ライフスタイルの多様化から間取りの可変性へのアプローチは様々にみられるが、可動間仕切りなどの副次的要素によるものが多い中で、間口、構造、設備というもっとも基本的な要件でそれに答えている点は、多いに評価できる。それによって、使い勝手だけでなく、居住者間の関係性を選択できるようになっていることもよい。

担当審査委員| 篠原 聡子   仲 俊治   西田 司  

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