GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [リベルダージュ]
事業主体名
株式会社吉富興産
分類
集合住宅
受賞企業
株式会社吉富興産 (東京都)
受賞番号
17G100958
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

常に注目を集める“自由が丘” にほど近い閑静な住宅街に計画した、単身者や共働きの夫婦を想定した集合住宅です。本建物は地下1階、地上3階、全5棟の分棟形式で小さな街のようになっています。各住戸はメゾネットまたはハーフメゾネットによる構成となっています。居室間で高さを切り替えることで仕切りを設けず緩やかに場を区切り、開放感を演出すると共に多様な空間・使い方を住まい手に提供しています。高さを切り替える要素となるアンダートランクは十分な収納量を生み出し、賃貸住戸としての付加価値を加えています。また、全住戸間取りが異なり、選ぶ楽しみと多様な生活スタイルを住まい手に提案しています。

プロデューサー

株式会社吉富興産一級建築士事務所 澤口 直樹

ディレクター

株式会社吉富興産一級建築士事務所 澤口 直樹

デザイナー

株式会社吉富興産一級建築士事務所 澤口 直樹

竣工
2016年12月

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

デザインを用いてユーザーへ利便性と豊かな住空間を提供する

背景

20世帯というボリュームを計画するにあたり各住戸の通風・採光の確保を考慮し、周囲の戸建住宅のボリュームに合せ5つの分棟として計画しました。それにより共用部は小さな街並みのようになり、住まい手は小路を通るように各棟の間を通りそれぞれの住戸へアプローチします。各住戸はユーザーの使い勝手を考慮し収納量を増やす事を試みました。収納空間の天井高を建築基準法上の床面積に算入されない1400㎜以下に抑えたため、居室の床面積は容積上限まで確保されつつ実質的には床面積を増やす事ができています。また、収納空間の天井高を抑えたことで、一つの空間の中に複数の天井高の異なる空間が生まれ、それによって間仕切を用いず空間が緩やかに仕切られつつ、空間的な広がりを感じられるようになっています。

デザイナーの想い

単身者や共働きの夫婦が多忙に過ごす日常のなかで季節の変化を感じられるような住いを提供できればと思い計画を進めました。戸建住宅サイズのボリュームで構成した分棟形式とする事で小路や中庭が生まれ、それに面した開口からは通風・採光はもちろんの事、植栽の緑を望むことができ日々に彩を加えます。また、間仕切りを用いず、段差によって緩やかに仕切られた使い方を限定しない空間が、住まい手にとって想像力や生活の楽しみを喚起するようなきっかけになれば嬉しいと思います。

仕様

RC造 地下1階地上3階 延床面積1,321.43 ㎡ 20世帯

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都世田谷区
株式会社 吉富興産

審査委員の評価

賃貸集合住宅を分棟で計画することで、街に対して穏やかなスケール感を生み出すとともに、実に豊かなコモンスペース、快適な内部空間を生み出している秀作である。各住戸は、微妙に異なる床レベルによって内部空間を分節し、ゆるかやに繋がりながらもひとつながりののびやかな住空間とし、また随所に設けられた開口部によって、とても賃貸住宅とは思えない開放感をもたらしている。

担当審査委員| 手塚 由比   千葉 学   栃澤 麻利   Gary Chang   Shu-Chang Kung  

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