GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [THE SKELETON HOUSE]
事業主体名
株式会社エンジョイワークス
分類
商品住宅/工業化住宅
受賞企業
株式会社エンジョイワークス (神奈川県)
受賞番号
17G100905
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「長く使われること」「自分でつくること」をコンセプトにした住宅・住まいの作り方。スケルトン(骨格・ストック・ハード)とインフィル(内装・暮らし・ソフト)に分けて考え、スケルトンは断熱性や耐久性を高め、まちの風景に馴染む普遍的なデザインと暮らしの自由度の高いシンプルな箱を実現。インフィルは、住まい手が自分で考えたり、友人のデザイナーと作ったり、DIYをしたり、アンティークの扉をつけたりと、とことん自由。住まい手が家づくりをジブンゴトとして考えることが、住まいやまちに愛着をもつことにつながります。スケルトンハウスは、スケルトン・インフィルの両面から、優良なまちのストックになることを目指しています。

プロデューサー

株式会社エンジョイワークス 代表取締役 福田和則

ディレクター

株式会社エンジョイワークス 事業企画部 濱口智明

デザイナー

株式会社エンジョイワークス 事業企画部 濱口智明/建築設計部 門田岳人

詳細情報

https://theskeletonhouse.com

発売
2014年6月1日
価格

55万円/坪 (スタンダードタイプ・インフィル工事別・消費税別)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

長く住みつなぐことのできる、徹底的に自由な自分たちの住まい・ジブンゴト化の住まいづくり

背景

日本で空き家は820万戸と言われる現状で、リノベーションという選択肢も増えていますが、消費材として扱われてきたこれまでの戸建住宅には、購入者である消費者の意識も含めて、住みつなげるストックが少ないのも事実。ストックを住みつないでいく欧米に比較して、平均26年といわれる日本の住宅寿命に現れています。その中で新築の住宅を考えるとき、スケルトンとして長持ちし、暮らしが変わっても住みつなぐことのできる、まちの優良なストックになっていくことが必要と考えました。また、中古住宅のリノベーションに携わっていく中で、住まい手が住まいづくりにより積極的に参加し、与えられた住まいではなく自分たちの住まいとして創っていくことが、長く愛され使われる住宅につながることだと感じ、住まいづくりをジブンゴト化する仕組みを考えました。スケルトンハウスは、リノベーションから生まれた新築住宅・住まいの作り方ともいえます。

デザイナーの想い

住まい手が主導権を握れる住まいづくりの仕組みを作りたい。そして、まちづくりにつながる長く愛される住まいを提供したい。そんな思いからスケルトンハウスを考えた。シンプルで普遍的、肩肘張らないデザインの木の箱は、優良なストックとしての建築の性能を確保した上で、まちの風景に馴染み、住まい手の様々な暮らしを包み込めるものとした。そして、建築設計者としての役割はここまでとし、暮らしのデザインは住まい手に委ねる住まいづくりの仕組み・進め方をつくった。住まい手がジブンゴトとして取り組んだ住まいには、自然と愛着がわき、長く使われることとなるであろう。そして、家づくりから少し視野を広げて、まちづくりにおいても、ジブンゴト化した広がりが生まれることを期待している。

仕様

【構造】木造HS工法2階建【外部仕上げ】屋根:シート防水の上金属葺・外壁:レッドシダー縦張り・開口部:アルミ樹脂複合枠サッシュ+LOW-E複層ガラス・玄関扉:木製建具(レッドシダー張り)・玄関庇:アルミ製【内部仕上げ】床:下地合板まで・壁天井:石膏ボードまで・階段:木製【設備】空調設備:全館冷暖房設備・給排水設備:各所配管まで・換気設備:自然給気・排気ダクトまで・電気設備:引き込み及び分電盤まで

どこで購入できるか、
どこで見られるか

https://theskeletonhouse.com
エンジョイワークス一級建築士事務所
THE SKELETON HUT
THE SKELETON HOUSE FACEBOOK

審査委員の評価

住宅を大きくスケルトンとインフィルに分け、スケルトンは構造的にも断熱的にも性能を高め、長期的なストックとしても十分に耐えうるものとし、インフィルは、住まい手の生活に合わせてカスタマイズする。このような発想は、決して目新しいものではないが、現実的な諸条件の中で極めて完成度も高く実現されていて見事である。世界的に見ても住宅の寿命が極めて短い日本において、今後より意義深いプロジェクトになるだろう。

担当審査委員| 手塚 由比   千葉 学   栃澤 麻利   Gary Chang   Shu-Chang Kung  

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