GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
歯科用CT・パノラマ複合機 [エクセラ MF/NF]
事業主体名
株式会社吉田製作所
分類
医療用の機器・設備
受賞企業
株式会社吉田製作所 (東京都)
受賞番号
17G080818
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

普及層価格でありながら、高画質なパノラマ画像および3D画像を得られる使いやすいFOVサイズを持つ、3D機能を主軸としたパノラマ3D複合機。①パノラマと3D撮影の切り替えがセンサーの着脱無しで簡単に行なえます②隣接歯の重なりを少なく撮影できるパノラマ撮影モードを搭載し、再撮影の負担を軽減します③高精細な画質を得られる焦点寸法0.2mmのX線管を搭載④オフセット撮影によるFOV対線量比を約半分にまで低減した3D撮影で、患者さんの負担を軽減します⑤現地に行かずに故障を特定するリモートメンテ機能を搭載でスタッフの負担を軽減します⑥確実な患者位置づけを可能にする55度対面位置付けで再撮影を軽減します。

プロデューサー

株式会社吉田製作所 マーケティング本部 デザインセンター 部長 深澤太郎/画像診断機器事業部 事業部長 佐伯政博、部長 友江剛

ディレクター

株式会社吉田製作所 マーケティング本部 デザインセンター 課長 根本忠明/画像診断機器事業部 次長 我妻孝則

デザイナー

株式会社吉田製作所 マーケティング本部 デザインセンター/画像診断機器事業部 係長 吉田周平、係長補佐 高橋信生

詳細情報

https://www.yoshida-dental.co.jp/products/x-era-mf-x-era-nf/

発売
2016年10月21日
価格

9,950,000円 (表示価格はX-ERA MFのもの。X-ERA NFはオープンプライス。)

販売地域

日本国内向け

設置場所

歯科医院

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

キャッチコピーは「やさしい高画質」。高画質が撮れるが操作はとても簡単でやさしいパノラマ3D複合機。

背景

日常の診断ではパノラマ撮影が主となっているため、3D撮影時には患者さんの専用固定具や、センサーの付け替えが発生していた。これらは付け替え時間の確保が必要なのと共に、その収納場所の確保や高価で重量のあるセンサーの落下に気を使いながら作業を行う必要があった。また従来の機器では撮影前の患者位置づけ時に、本体の柱に取り付けられている鏡を通して患者さんの顔の位置を見て、位置づけができているかを確認していたが、正面から患者さんの顔を確認できないため正しい顔の向きであるかが分かりづらい状態であった。更に患者さんと位置づけを行なうスタッフに身長差がある場合には、正しい位置であるかが確認しづらく、位置づけをより難しいものにしていた。

デザイナーの想い

本品は高感度のセンサーや、適したフォーカスを得られる断層可変テクノロジーなどで、高精細な画像を取得する機能を備えているが、その機能を最大限に引き出すのは、誰にでも操作が簡単で確実に行なえることと考えています。特に患者さんへの不要な被ばくを軽減するためにも再撮影を防止する対策は重要であり、省スペースながら対面で位置づけが可能な位置をモックを作成しながら設計部員と何度も検証を行い、本体正面に対し患者さんを55度斜めに向いた位置にすることが最適であることを導き出した。これはスタッフの動作の軽減だけでなく、車いすの患者さんでも部屋内で方向転換が少ないことと、撮影される患者さんが目の前に壁を感じること無く開放感を少しでも得られることにも繋がった。外観のデザインにおいてもこの”やさしさと安心感”を踏襲しており、白で統一した本体の優雅に流れる面構成と、可動部の境を水平基調にすることで表現している。

仕様

寸法:W 1,070 × D 1,315〜1,365 × H 1,500〜2,300mm、質量:155Kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ヨシダ 東京支店ショールーム
株式会社ヨシダ X-ERA MF/NF 製品ページ(歯科関係者専用ページ)
株式会社吉田製作所 エクセラ MF/NF 製品ページ(歯科関係者専用ページ)

審査委員の評価

アームの角度を55度に位置付けると、狭いスペースに機器を設置してもスタッフが患者と対面できるという発見は、医療現場の現実を踏まえた問題解決と評価した。本体に対して斜めに立つと正面に壁など遮蔽物がないため、圧迫感がなくリラックスできる効果もあると想像できた。柔らかな曲面を多用した一体感のある造形も含め、スタッフと患者に安心感を与えるデザインと言えよう。

担当審査委員| 田子 學   安次富 隆   重野 貴   村上 存  

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