GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
乗用車 [ジャパンタクシー]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
17G070648
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

2020年、日本を走るタクシーのカタチはどうあるべきか。トヨタがその将来を見据えつくり上げたタクシー。未来を託すクルマに欠かせぬ環境への配慮を携え、一目でタクシーとわかる独創的で親しみのあるデザインを採用し、新しい街並みにも、古き町並みにもなじみ、景観を美しく統一することを目指した。低床化・大開口スライドドアによる優れた乗降性と、車いすの乗車を考慮した広い室内空間、さらに街中での取り回しの良さも兼ね備えた、お客様からドライバー、タクシー経営者まで「みんなにやさしい」タクシー車両。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社

ディレクター

トヨタ自動車株式会社 Chief Branding Officer 先進技術開発カンパニー 先行デザイン担当 専務役員 福市得雄

デザイナー

トヨタ自動車株式会社 Toyota Compact Car Company デザイン部+トヨタ自動車東日本株式会社 デザイン部

詳細情報

http://toyota.jp/

発売
2017年10月23日
価格

3,277,800 ~ 3,499,200円 (消費税込み/北海道地区、沖縄地区は価格が異なります)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

親しみやすさとおもてなしの心で、一目でタクシーとわかるデザイン

背景

世界中のタクシーの大半は廉価な乗用車や商用車で、ロンドンタクシーやコンフォート系タクシーなどのタクシー専用車はごく一部。日本のタクシーとトヨタは、1936年にトヨダAA型がタクシーとして使用され現在までパートナーとして歴史を重ねてきた。現在、日本のタクシーを取り巻く環境は、超高齢化社会へ向かっており、乗用車に比べ環境問題への配慮、経済性も遅れている。また、市場を調査した結果では、タクシー特有の課題(コーナーのバンパーやランプレンズなどの修理が多く、専用機器や乗務員の私物の搭載スペースが不足)がみられた。そして、タクシーは駅、空港、ホテル、観光地で目にすることが多く、訪日外国人が空港で最初に見る景色がタクシーかもしれない。その点で、タクシーが日本の顔、景色とも言え、この国の使用環境変化に対応し、誰もが乗りたくなる「日本のタクシー」を目指した。

デザイナーの想い

お客様の大切な時間を乗務員の方が「大切にお運びする」というイメージを思い描き、デザインをしました。具体的にはドライバー空間よりも、お客様空間を広くすることで、乗務員の方の想いを表現し、それにより、一目でタクシーと分かるアイコンを狙いました。景観に馴染みやすい水平垂直基調のデザインとし、車いすで乗降できるパッケージでありながら、高さを抑え、圧迫感のないデザインを目指しました。また、タクシー専用車であるクラウンコンフォートのヘリテージを引き継ぎながらも、面の張りを感じさせるモダンな表情とし、長く利用されることを想定したロングラスティングなデザインを狙いました。さらに、日本を象徴する色として外国からも「ジャパンブルー」と評される藍色を、気品・格式を感じさせる日本のタクシーの新たなスタンダードカラーとして「深藍(こいあい)」のボディーカラーを採用しました。

仕様

全長4400mm 全幅1695mm 全高1750mm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国のトヨタ店、トヨペット店
トヨタ自動車WEBサイト

審査委員の評価

2020年のオリンピックを控え、急増する訪日外国人を真っ先におもてなしするのが日本のタクシーである。一方、日本のタクシー専用車両は設計が古く、狭くて乗り心地もあまり良くない上に環境対策やユニバーサルデザインの観点からも対応が遅れていた。本製品は、コンセプトをゼロから見直した次世代タクシー専用車両である。後部座席の高さ、広さはもちろんのこと、助手席や貨物スペースの使い勝手まで圧倒的に進化した。さらに、後部座席を車椅子に乗ったままでの乗降が可能で、健常者と並んで座れるなど世界的に見ても高い水準のユニバーサルデザインを実現している。日本の伝統的な藍色をベースとしたボディーカラー、直線を基調としたスタイリングも上品に仕上がっており、タクシー会社ごとにチグハグなカラーリングとなっている現状からの景観向上に大きく寄与することが期待される。

担当審査委員| 羽藤 英二   青木 俊介   菅原 義治   森口 将之   Hrridaysh Deshpande  

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