GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
木造住宅向け制振装置 [制振装置evoltz L220]
事業主体名
千博産業株式会社
分類
住宅設備
受賞企業
千博産業株式会社 (静岡県)
受賞番号
17G060625
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

千博産業が企画、設計、販売を手掛ける木造住宅向けの地震対策の建築部材「evoltz」シリーズの新製品。 自動車のショックアブソーバの技術を応用した本体部分に、同じく自動車用のマフラーの技術を応用したテクニカルブレースを連結。本体部分はドイツ・BILSTEIN社、テクニカルブレース部分は日本の藤壺技研工業に製造委託。世界レベルの高品質を保ったまま更なる高性能を引き出すことに成功。非常に小さな揺れの段階からより大きな減衰力を発揮し、今まで以上に住宅の安心・安全を実現。余震への対応、耐久性、共振対策などの前製品からの特性も継続して保持。耐震リフォーム工事へも所定の手順に従い、対応可能。

プロデューサー

渥美 幸久

詳細情報

https://www.evoltz.com/

発売予定
2017年9月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

木造住宅全般

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

住宅の壁内において、家屋、人命を守る力強さを対角線上に接合することにより、安心感を表現した。

背景

弊社は「日本の木造住宅に安心と安全を」という理念のもとに、10年前より一貫して制振装置の自社開発を推進。特に2015年3月に発売を開始し、昨年グッドデザイン賞を受賞した「制振装置evoltz」は市場から高い評価を頂き、累計販売本数50,000本を突破。しかし、近年の大地震発生を受け、より高性能な製品の必要性を感じ、開発を行った。特に熊本地震は「揺れ疲れ」という現象により住宅の倒壊が進んだという検証結果がある。 それを防ぐために住宅の耐震性がどうすれば保たれるのか、また地震による劣化を防ぐにはどうすれば良いかを追求。数多くの実験と試作を繰り返し、本製品が完成。本体部分は継続してドイツBILSTEIN社に、新たな連結部分を国内のマフラーメーカーの最高峰藤壺技研工業に製造委託。高品質を確保し微小変形領域の段階から住宅の変形を十分に防ぎ、住宅の長寿命化をアシストする。本年9月より全国発売開始。

デザイナーの想い

日本の住宅に世界レベルの安心を届けたい、という思いを元に自動車業界の技術を応用し、企画・開発された「制振装置evoltz」のシリーズ最新作。本製品は「制振装置evoltz」をベースとし、更にマフラー製造の技術も導入。更なる高品質・高性能を実現することができた。熊本地震発生後1年以上が経過したが、「住宅の地震対策」への意識は高まりこそすれ下がることはないという現状である。 住宅の高性能化が進み、エンドユーザからの要望も多種多様化しているが、第一に優先されることはやはり安心して安全に暮らせる住宅である。この制振装置は住宅が完成した際には人目に触れることはなくなる。しかし、だからこそ、信頼感を醸成するための高いデザイン性が必要であることを「制振装置evoltz」の発売により市場に問い、明確に評価を得た。その考え方を引き継ぎ、さらに発展させたものが「制振装置evoltz L220」に他ならない。

仕様

全長2200mm、重量5Kg。 スチール製の「木造住宅向け制振装置evoltz」に同じくスチール製の「テクニカルブレース」を連結。 「制振装置evoltz」の特徴を保持したまま更なる高性能を引き出したもの。 テクニカルブレース部分は自動車用マフラー製造の技術を応用し、「薄・軽・強」を実現。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

千博産業株式会社
木造住宅向け制振ダンパーevoltz 公式WEBサイト

審査委員の評価

住宅用の制振装置に ドイツのメーカーの自動車のショックアブソーバの技術を応用し、また同じように日本のメーカーの自動車用のマフラーの技術を応用したテクニカルブレースを連結し、レベルの高い品質を保ち、高性能を引き出すことに成功しているドイツと日本の自動車の高い製品技術を他の産業に転用して成功した事例となっている。南海トラフ地震に対し、さらに高い制振技術が求められる日本の木造住宅向けの製品としての評価をした。

担当審査委員| 鈴野 浩一   橋田 規子   原 研哉   藤森 泰司   吉田 龍太郎   Puvanai Dardarananda  

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