GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
椅子 [フレックスチェア]
事業主体名
株式会社ヤマザキ
分類
生活家具/家庭用照明器具
受賞企業
株式会社ヤマザキ (埼玉県)
受賞番号
17G060540
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

椅子本体と台座部分のリクライニング機能で目的に合わせた姿勢をケアする椅子です。椅子本体は、頭部が無段階、背部が41段階、脚部が6段階にと、3ヵ所それぞれがリクライニングします。台座部分は前後両側の2ヵ所が6段階にリクライニングします。 座卓で作業するときは台座部分の後方を高くして前傾姿勢に、休息のときは前方を高くして後傾姿勢に。前後とも調節して座面を高くすれば、膝の負担が少なく、立ち座りが楽な姿勢で座れます。 合計5ヵ所のリクライニング機能で角度をフレックスに組み合わせ、目的に合わせた負担の少ない姿勢で座れます。大学との共同研究から開発した内部クッション構造は特許を取得しています。

プロデューサー

株式会社ヤマザキ 山﨑隆一

ディレクター

NORIKO HASHIDA DESIGN 橋田規子

デザイナー

橋田規子、山﨑隆一

詳細情報

http://zaisu-yamazaki.com/

発売予定
2017年12月1日
価格

27,000 ~ 35,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

独自リクライニング機能と特許クッション構造で様々な生活シーンでの姿勢をケアするフレックスな椅子。

背景

長年座椅子を製造販売している当社は、現在の座椅子の使用環境や製品改善のための性能評価について調査、研究を行いました。その結果、約70%の家庭で座卓を使用していることがわかり、また、座卓でパソコン操作や文字を書く作業をするとき、姿勢を補助するために従来の座椅子に座ったとしても、腰への負担が増加する背中が丸くなった姿勢になりやすく、それを改善するには座面に傾斜をつけた前傾姿勢で座るのが有効であると判明しました。 当社はこれらの調査、研究から、日本の多くの家庭で使われている座卓での作業に適した前傾姿勢を補助する座具は、健康維持のためにも必要な製品であると考えました。さらに、十分なスペースを確保しにくい日本の住宅では、座卓で作業するときのみならず、同じ部屋でのくつろぎや休息のときまで、様々な姿勢をケアできる機能と腰部を重視した体の負担を軽減するクッション構造も必要と考え、本製品を開発しました。

デザイナーの想い

椅子としての多様な機能を持ちながら、着座時の安定性と日本の住宅に適したコンパクトさを確保するため、日本人には馴染み深い座具である座椅子のリクライニング技術とクッション構造を応用して開発しました。 椅子本体のリクライニング機構と台座部分のティルティング機構が一体となった、新しいコンセプトの座椅子とも言えると思います。この椅子が、日本の文化でもある床に座る生活でのいろいろなシーンで体と心をケアしてくれる存在になればと考えました。座卓でのパソコン操作や勉強など作業のとき、TV視聴や音楽鑑賞などくつろぎのとき、うたた寝など休息のとき、同じ部屋の中であっても、それぞれの生活シーンに適した負担の少ない姿勢で過ごすことができると思います。

仕様

寸法:幅52×奥行76~122×高さ76~85cm 座面高16~25cm 重量:(約)10kg  構造部材:スチールパイプ  クッション材:ウレタンフォーム 生地:ポリエステル100%

どこで購入できるか、
どこで見られるか

予定販売先 株式会社ヤマザキ ウェブショップ
株式会社ヤマザキ ホームページ

審査委員の評価

日本の住空間は、椅子を用いないで座る文化であったが、日本人も徐々に椅子やテーブルに馴化し、住空間が急速に変化している。一方で、和の空間で、安楽な姿勢をとりたくてもそれに応える家具がない。より自在で心地良い姿勢を支える家具が求められているのだ。研究の意義と熱意が十分評価できると考えた。

担当審査委員| 鈴野 浩一   原 研哉   藤森 泰司   吉田 龍太郎   Puvanai Dardarananda  

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