GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
カーテン自動開閉機 [mornin']
事業主体名
株式会社ロビット
分類
情報家電/公共用情報機器
受賞企業
株式会社ロビット (東京都)
受賞番号
17G050476
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

mornin'は、起床時刻に自動でカーテンを開き、太陽光による快適な目覚めを促す家電製品です。カーテンレールを移動する乾電池方式の小型の本体が、アプリで設定した時刻に自動でカーテンを押し動かして開閉します。設置した本体はカーテンの裏側にぴったり隠れ、生活空間を乱しません。閉める時刻を設定すれば不在時の防犯にも役立ちます。本製品は国内で使われているほとんどのカーテンレールに対応し、独自開発の取り付け機構によって工具を使わず片手で設置できます。また本体とスマホは自動接続で、アプリの使い心地は一般的なアラームと変わりません。さらに手に取りやすい価格で販売し、誰でも手軽に使い始められるようにしました。

デザイナー

高橋翔太、米原直美

詳細情報

http://mornin.jp

発売
2016年7月13日
価格

3,690円(税抜)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

カーテンレールに取り付けることで自動でカーテンを開閉し、太陽光による快適な目覚めを促すスマート家電。

背景

当時、弊社社員は「寝起きがだるい」という共通の悩みを抱えていました。ある時、アラームの人工的な起こし方が原因ではないかと思い至り、起床時刻に自動でカーテンを開けて太陽光を入れれば、自然に気持ちよく起きられるのではないかと考えました。そこで調べたところ、目覚めに対して多くの方が悩んでいることや、太陽光には睡眠ホルモンを抑えて目覚めを良くし、体内時計をリセットして生活リズムを整えるとの研究結果があることを知りました。しかし一般的な電動カーテンレールは導入のハードルが高く、用途はリモコン操作による遠隔開閉に限られました。そこでスマートフォンと連携するモーター駆動の小型デバイスならば、既存のカーテンレールに後付けできるため導入が容易で、インターフェースを目覚めに最適化できると考えました。早速プロトタイプを作成し、社内で実験検証を実施した結果、効果が確認できたため、本格的な製品開発に踏み切りました。

デザイナーの想い

今までにないカテゴリーの製品の「原型」を生み出すべく、新しい生活様式を見据えて製品設計に取り組みました。その中でも取り付け機構は、利き手を問わずカーテンの両側へ簡単に設置できるよう気を使いました。本体サイズを手に馴染む大きさに抑えることで持ちやすく、本体上のインターフェースを簡易化することで操作方法が直感的に理解できるため、自然に握るだけで扱えます。また高い場所に設置する必要があるため、腕を伸ばした姿勢でもスイッチが押しやすく、かつ本体の角が手のひらにあたらない等、動作を自然に行えるよう造形しました。その形状は、使用性と同時に設置位置であるカーテンのプリーツ部のボリュームに基づいており、プリーツの裏側に綺麗に収まるだけでなく、かたちの必然性を暗示します。見た目としては快適な目覚めをもたらすことを示し、また対象ユーザーを狭めないよう、優しく明るいニュートラルな印象にまとめています。

仕様

外形寸法:約56mm×97mm×41mm/質量:約67g(電池を除く)/電源:単3アルカリ乾電池3本/通信規格:Bluetooth® Low Energy/対応OS:iOS8.3以上、Android5.0以上かつBLE対応機種

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Amazon.co.jp、家電量販店やカーテンショップ等
Amazon.co.jp

審査委員の評価

設定した時間にカーテンを開閉し、朝の目覚めをここちよく導くカーテン自動開閉機。本体中央の大きなボタンを押しながら、片手で簡単にカーテンレールへの取り付けを行うことができる。その本体はカーテンの背面に配置され、使用する空間からは一切見えず、空間を美しく保つことができる。取り付けから設置まで、ユーザーがストレスなく使えるよう工夫を凝らしたデザインがなされている。元々は朝の良い目覚めを提供することがこの商品の目的であったが、リーズナブルな価格で簡単に設置できるという理由から、身体に障害のある方からも高い支持を得ている。予期せぬユーザーからのニーズを生んだ商品としての発展もすばらしい。

担当審査委員| 緒方 壽人   片岡 哲   手槌 りか   林 信行   Byung-wook Chin  

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