GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
こま板 そば道具 [アーチこま板]
事業主体名
頑固そば道具 会津豊蔵
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
有限会社中村豊蔵商店 (福島県)
受賞番号
17G040237
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

蕎麦・うどん・パスタなどの麺を好みの厚みに切るために、包丁とセットで使用し、包丁を正確に動かす補佐を担う道具「こま板」。麺にフィットさせるアーチ型(麺に接する裏側の板をアーチ型に削り取る)の形状により、こま板が、麺から落ちる落差さを無くし、正確で安定した切りを実現した、新しい形状のこま板。

プロデューサー

中村 啓介

ディレクター

寺西 恭子

デザイナー

寺西 大三郎

詳細情報

http://www.toyozo.com/

発売
2014年3月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

頑固そば道具 会津豊蔵ショールーム

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

アーチの力で蕎麦切りの最初から最後まで一定のリズムで切り終えることができる新しい形状。

背景

「どうしても上手に切れない」蕎麦切りのユーザーの悩みを解決するため、これまでの常識を打ち破った「アーチ型」のユニークな形状は、一般的な性能はそのままに、蕎麦打ちが好きという共通点を持った、使う側と作る側の両者で試行錯誤し完成させた。完成後、まだ蕎麦打ちを始めて間もないユーザーに本当に使いやすいという笑顔を見たときの感動が今でも忘れられない。

デザイナーの想い

江戸時代より、こま板の形状は、若干のサイズ違いはあるものの、まったくといって良いほど変わっていない。シンプルで理にかなっている作りの為、それが理想とされ、あとは使い手の腕に託されていた。しかし使いやすい道具を製作する、ものづくりの原点に再び立ち、初心者でも扱いやすく、これまで出来なかった事が出来るようになる本物の道具造りに挑戦しました。

仕様

素材:黒檀・木曽桧 サイズ:27×34×H2.5 形状:アーチ型 重さ:260g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

頑固そば道具 会津豊蔵ショールーム
頑固そば道具 会津豊蔵

審査委員の評価

たかが「こま板」と一笑に付すのは早計である。プロかごく一部のマニアにしか使われず、これまで殆ど改良の余地がなかった道具を誰にでも綺麗でおいしい蕎麦を打てる道具に、という試みが先ずは評価出来る。麺にフィットさせるアーチ型形状により、正確で安定した切りを実現している。3つのパーツにより構成されているが、それらの継ぎ目には段差がなく丁寧に仕上げられている。かなり高度な技術であるが実現した背景には理論と職人技が隠されている。ともすると失われていく物および物事の継承は、このような職人の思い、アイデアと作り上げる技術により為されるのであるが、客観的に評価することも必要ではないかと考える。

担当審査委員| 中坊 壮介   玉井 美由紀   宮崎 光弘   渡辺 弘明   Juhyun Eune  

ページトップへ