GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
蕎麦打ち麺棒 [木製 つなぎめん棒]
事業主体名
頑固そば道具 会津豊蔵
分類
キッチン用品
受賞企業
有限会社中村豊蔵商店 (福島県)
受賞番号
17G040236
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

近年、海外で蕎麦を打つ日本人が年々増える中、よりコンパクトで携帯性に優れためん棒の需要が高まっている。木製「つなぎめん棒」は、最長1m強の長さでも、スーツケースへの収納を可能にし、金具を一切使用しない100%木材のため、安心・安全に国際線の機内にも持ち運びが可能。国際郵便も、送料を大幅に抑えらるなど、そば道具の海外への持ち出しを楽にし、和食文化の継承と保護に役立てたい。

プロデューサー

中村 啓介

詳細情報

http://www.toyozo.com/

発売
2016年4月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

頑固そば道具 会津豊蔵ショールーム

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

使いやすさと携帯性を両立した、革新的な木製蕎麦打ちめん棒

背景

本製品の「つなぎめん棒」は、「普段使用している、お気に入りのめん棒を、ボストンバックやスーツケースに収納し、気軽に海外へ持ち運びたい」というユーザーの声を元に製作しました。 手打ち蕎麦を日本の産業と位置づけ、国際社会に広く発信する動きが活発化したことで、蕎麦職人が海外で、正しい日本の蕎麦打ち技法を伝授継承するビジネスが増加傾向にあります。そば道具の海外への運送費は、これまで非常に困難でしたが、半分折りたたみの「のし板」などと組み合わせれば、規格外のサイズで、高額な別料金を支払う必要もなく、国内便・国際便の機内に持ち運びできるメリットもあります。 技術的にも限界に挑戦するデザインでありながらも、そば道具の持ち運びが少しでも楽になればという思いが勝った製品に仕上がりました。

デザイナーの想い

蕎麦道具の観点から和食文化である手打ち蕎麦を海外に広めるため、蕎麦職人の海外へのサポートを強化し、より多くの方に、本当の蕎麦の美味しさ、蕎麦打ちの楽しさを体感いただき、世界中の蕎麦好きな人と人を繋いでいければと思います。またそれと同じくらいに、「木製つなぎめん棒」に用いた、地方の小さな技術と、ものづくりに対する日本人の姿勢を世界へ発信していればと考えています。

仕様

白木(山桜+メイプル+山桜)手鉋仕上 三分割ネジ式  直径(Φ2.8/Φ3cm) ①長さ 90cm(20+50+20)→収納時50cm 重量440g ②長さ110cm(25+60+25)→収納時60cm 重量540g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

頑固そば道具 会津豊蔵ショールーム
頑固そば道具 会津豊蔵

審査委員の評価

優れた料理は優れた道具においてなされることは明白である。蕎麦がもはや日本人だけの食べものではなくなりつつある今日、蕎麦棒の航空機での持ち出しは厄介な問題だったのであろう。そこを職人技で解決した。つなぎ目のない2色のめん棒には段差がなく美しい。組みネジ加工でつないだ3パーツの角材を荒削りし長期乾燥させ、さらに段差がないよう仕上げる。この精度に至るまでの道程はけっして容易ではなかったはずである。日本の食文化と同様にこの職人技は今後も継承されることを願うばかりである。

担当審査委員| 中坊 壮介   玉井 美由紀   宮崎 光弘   渡辺 弘明   Juhyun Eune  

ページトップへ