GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ステーキナイフ+フォーク [ステーキナイフSK04+フォークFR05]
事業主体名
株式会社龍泉刃物
分類
キッチン用品
受賞企業
株式会社龍泉刃物 (福井県)
受賞番号
17G040217
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

70層鋼材を鍛造し造り上げた200μの凹凸模様を有するステーキナイフSK04は見た目の美しさだけでなく抜群の切れ味を誇る。SK04とFR05はテーブルセットの際のマッチングと使い易さを熟考。両製品ともに立てたまま置けるスタンドタイプであり、テーブル面との間に隙間ができるよう設計。ハンドル背面前方の窪みにより人差指がフィットする仕様とした。自社開発の特殊ネジの採用により、柄の交換や刃の砥ぎ直しが可能となり長期に渡っての使用を実現。機能性、デザイン性、衛生面に優れたカトラリーとなった。素材や製法が異なる「カラーズ」「ネイチャー」「プレシャス」の3シリーズ、全15モデルの豊富なバリエーションを展開。

プロデューサー

株式会社龍泉刃物 増谷 浩司

ディレクター

株式会社龍泉刃物 増谷 泰治

デザイナー

株式会社プレーン 渡辺弘明

詳細情報

http://dp00256111.lolipop.jp/shop/2page_sk04fr05.pdf

発売
2017年2月
価格

15,000 ~ 36,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

700年の歴史を有する越前打刃物。その技法と70層にも及ぶ特殊な鋼材を用いた鍛造によるステーキナイフは200μの凹凸により出来るダマスカス模様を有し、抜群の切れ味を誇る。2014年にGマーク受賞のSK03も既に多くのユーザーから支持され、この製品に合うフォークをという要望が多数寄せられていた。ステーキナイフとセットのステーキフォーク、ナイフとのマッチングが良くステーキを食する時に最も使いやすいフォーク、というテーマで開発がスタート。ナイフもSK03からハンドルの表面処理上起こる歩留まりの悪さなど不具合を解消が求められていた。独自に開発したビスにより緩みがなく外しやすいハンドルにより、研ぎ直しもし易い。刃とハンドルが別体のためバリエーション展開もしやすいなどのコンセプトは踏襲し、刃物メーカーが作るカトラリーとして既成概念に囚われることのない製品が求められていた。

経緯とその成果

作り易さより、使い易さを優先。両者は見た目のマッチングにとどまる事なく、使い勝手の良さも達成した。

デザイナーの想い

ステーキナイフSK04は既に多くのユーザーの支持を得ているSK03のブラッシュアップ。立てたまま置けて、ナイフの刃先がテーブル面につかないなど基本コンセプトは維持し、立体感を高める形状変更、アルマイトなどの表面処理、アッセンブリー方法など見直した。 フォークのFR05はステーキナイフとのマッチングの良いデザインをとの要望であったが、見た目のみを単に合わせるという事は避け、ナイフ同様最も使いやすい物を作る事を目標にした。食材を押さえる時、刺す時ハンドルと爪先の面を直行させる事で力が掛けやすいデザインに決定後は、製造上難易度が高く製造業者探しが困難を極めた。1年半を費やし試作に漕ぎ着けたが、手に障害のある人から「初めて使いやすいフォークに出会った」との言葉を頂き、製品化に自信が持てた。結果的にフォーク、ナイフとも置いた状態では自立し、持てば他にない使い心地の良いものになったとの自負がある。

仕様

【ステーキナイフ】■刃材:VG10/VG2 積層鋼材(70層) ■柄材:[カラーズ]アルミニウム、[ネイチャー]ココボロ/楓、[プレシャス]黒檀/漆 ■サイズ:約229mm×8.5mm×17mm ■硬度:60HRC 【フォーク】■歯材:SUS304 ■柄材:[カラーズ]アルミニウム、[ネイチャー]ココボロ/楓、[プレシャス]黒檀/漆 ■サイズ:約215mm×24mm×12mm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社 龍泉刃物 915-0873 福井県越前市池ノ上49-1-5
【2本セット商品「カラーズ」】 「ステーキナイフSK04 + フォークFR05のセット」
【2本セット商品「ネイチャー」】 「ステーキナイフSK04 + フォークFR05のセット」

審査委員の評価

日本の刃物の高い技術が、ストレートにデザインに現れている。特に肉を切るときなど、力を入れずに安心してシャープに切れてくれるであろうことが感じられる。こういった製品の例に見られない多種のモデルバリエーションも、飲食業界の多様なニーズに対応するだろう。使用時の機能性や、部品の交換など、細やかな工夫や配慮が見られる。

担当審査委員| 中坊 壮介   玉井 美由紀   宮崎 光弘   Juhyun Eune  

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