GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
食器 [SHIZQ]
事業主体名
神山しずくプロジェクト
分類
キッチン用品
受賞企業
キネトスコープ (徳島県)
受賞番号
17G040212
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

徳島県神山町産杉を材料としたコップやタンブラー、ボウルやプレートといった食器ブランド。ロクロ挽きで木地を形成、柾目模様(横縞の木目、赤白のコントラスト)が特徴のセラウッド仕上げ「鶴シリーズ」と、五層拭き漆仕上げの「亀シリーズ」のラインナップ。杉ならではの高い保温性と口あたりの柔らかさ、持ったときの類を見ない軽さ、手にしっくり馴染むシェイプは、いままでの食器にない使い心地を実現しました。神山町の水源保全にも繋がる商品として、観光みやげやお祝い、ギフトなどで利用されています。

プロデューサー

キネトスコープ 廣瀬圭治

ディレクター

キネトスコープ 廣瀬圭治

デザイナー

キネトスコープ 廣瀬圭治

Kiyoharu Hirose

詳細情報

http://shizq.jp/

発売
2014年7月
価格

5,000 ~ 79,800円

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

しずくギャラリーショップ(徳島県名西郡神山町神領字本上角90番地)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

唯一無二

背景

川の水が、30年前の約3割に減っている。 「しずくブランド」は、大阪から神山に移住したひとりのデザイナーが「緑豊かな山だ」と思っていた自然のほとんどが人工林で、水源をも危ぶむ状況だと気づき、デザイナーとして何か役に立てないか?という問いから始まりました。 林業という視点では、解決策が見いだせないまま、今も少しずつ川の水が減っています。こうした現象は、日本の各地で起こっています。ゼロ価値とまでいわれる杉に新しい価値を見いだし、小さな経済の歯車を作ることで全体の循環を作ろう。この状況を啓発していこう。50年後の未来に向けてアクションを起こそう。と、2013年に徳島県とNPO法人グリーンバレーと共に活動をスタート。事業を継続的なものにするべく、商品開発を行いました。

デザイナーの想い

水源を守るプロジェクトとして、しずくプロジェクトをスタートさせ、その活動を継続的なものにするために、商品開発や販売を行ってきました。しかしながら、ひとりのデザイナーとして「デザインの力で」地域の人の「意識」を変えることを本当の目的としています。山に入って間伐したり、山仕事に従事することよりも、啓発活動を通じて、地域の人たちが、山や水源にあらためて目を向け始まれば、きっと大きな力になると信じて。 活動4年目にして、神山町民の方々の意識が変わってきたように感じています。今年に入って、林業関係者から次のようなコメントを頂きました。「神山町の林業が、にわかに活性化してきたのは、ここにおる廣瀬さんのお陰なんじょ。みんなが山のことを考えるきっかけを作ってくれたけんな。」

仕様

タンブラー:H120 × φ180mm 約70g/コップ:H98 × φ170mm 約50g/ぐい呑み:H60 × φ160mm 約20g/平皿S:H26 × φ162mm 約95g/マルチボウル:H55 × φ160mm 約80g/デザートカップ:H60 × φ123mm 約45g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

しずくギャラリーショップ(徳島県名西郡神山町神領字本上角90)
神山しずくプロジェクト公式サイト
神山しずくブランド ウェブストア

審査委員の評価

徳島県神山町の山や水源を守る為のプロジェクトとして、商品には向いていない杉を使った取り組み。プロダクトとしての提案性も高く、杉の木目を90度回転させて使う事で、強度や新しさに繋げている。WEBやグラフィックなどトータルのブランディングも優れており、更にこのプロジェクトを通じて、ロクロ職人の継承にも繋がっているという点も素晴らしい。是非地域の皆さんとこの活動を継続的なものにして欲しいと思う。

担当審査委員| 中坊 壮介   玉井 美由紀   宮崎 光弘   渡辺 弘明   Juhyun Eune  

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