GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
眼鏡拭き [おふき]
事業主体名
SOO
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
SOO (京都府)
受賞番号
17G030161
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

“おふき”は絹にこだわりつくった眼鏡拭きです。 絹素材の中から眼鏡拭きに適した着物生地を使用しています。 着物の柄を染色した後、上からさらに眼鏡拭きの柄を染色しました。 すべての染色工程は、いつもは着物の染色をしている京都の染工場にて行われています。 着物用の高い染色技術を手軽に手に取ってもらいたいとの思いを込めて、一点一点手作業でつくっています。 生地の縁は、着物用の生地の端を切るはさみにて、柄を合わせながら手作業でカットしています。 パッケージにもこだわり、着物を保管しておく際に湿気より着物を守る為に入れておく “たとう紙”を“おふき”用につくりました。

プロデューサー

日根野孝司

ディレクター

日根野孝司

デザイナー

日根野孝司 関谷幸英 田辺哲也 安藤充泰

おふきデザイナー顔写真

詳細情報

https://www.facebook.com/soo.kyoto.soo/

発売
2017年3月18日
価格

1,500円 (消費税込み1,620円)

販売地域

日本国内向け

設置場所

京都府

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

“きもの”の意匠と“京友禅”の技術を17cm四方の“パッケージと絹の生地”に凝縮した眼鏡拭き

背景

私たちSOOのメンバーは代々京都で着物用生地の染色を行い、日本の伝統文化の一翼を担う仕事をしてきました。 京都の正絹染色のクォリティは非常に高く、世界でも有数の産地であると自負しています。 しかし日本の生活様式、文化活動の変化に伴い着物に対する需要が減り、なかなか私達が染色した生地を手に取ってもらえる機会も減ってきました。 ”私達が染色した生地を手軽に取ってもらいたい” そう思い絹の眼鏡拭き”おふき”をつくりました。 ”おふき”と着物は全く同じ道具と製造工程を経て作られています。 着物用の白生地を使い、染色加工を行い、着物生地を切る鋏で縁を切り、たとう紙のパッケージに入れることで、手軽に本物の京友禅を手に取って頂けるようにしました。 着物は美的要素の本質として、フォルムではなく色や図柄を楽しむものです。 ”おふき”も同じように17cm角の絹のキャンパス上で色や図柄を楽しんでいただけます。

デザイナーの想い

”おふき”は京都でのみ販売して頂いております。 ネット販売は行いません。 また問屋様も通さずに、一軒一軒小売店様に私たちが足を運び、京友禅の現状や私たちの”おふき”に込めた想いを直接お伝えし、お取り扱い頂いております。 またポップアップストア等への出展も積極的に行い、私達がお客様に直接お話をして購入いただく機会をつくっています。 パッケージから出して机の上に置かれた”おふき”は、一見縁をはさみで切られた17cm四方のただの絹の生地に見えます。 しかしこの17cm四方の絹の生地は、京友禅の伝統と意匠と技術と未来を込めて企画・デザインし、染色から生地のカットに至るまですべての工程を一枚ずつ手作業で行った後、私たち自身で想いを込めてたとう紙のパッケージに丁寧に入れた”おふき”です。 私たちはこの”おふき”を購入いただくことを通じて想いも伝えたいと強く思い、ものづくりだけでなく販売も行っています。

仕様

素材:絹100%、 寸法:約17cm×約17cm 、生産地:京都

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ジェイアール京都伊勢丹、京都マルイ、東急ハンズ京都店、京都デザインハウス、セレクトショップ京、粋
ジェイアール京都伊勢丹
セレクトショップ京
京都デザインハウス

審査委員の評価

京友禅という日本の伝統工芸の魅力を、もっと多くの人に身近に感じてほしいとの思いから、これまでの事業に縛られない新しい取り組みにチャレンジされた姿勢が素晴らしい。眼鏡ふきの製造を、着物の製造工程の中に組み入れ、同時に製造することでコストを抑えるという仕組みのデザインや、着物を保管する際の素材を使い、さらに着物保管の伝統的なスタイルを導入したパッケージデザインで、商品全体に「着物」を感じさせる作りこみが完成度を高めている。

担当審査委員| 柳原 照弘   池田 美奈子   松本 博子   みやけ かずしげ   Andrew Pang   Hui ming Tong  

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