GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン特別賞[未来づくり]

受賞対象名
退院支援 [退院支援ナビ]
事業主体名
高丸慶
分類
ビジネスモデル
受賞企業
株式会社ホスピタリティ・ワン (東京都)
受賞番号
16G141109
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

入院患者の退院調整を行う際に、退院調整案件を受け入れ可能な訪問看護事業所を探している病院勤務のメディカルソーシャルワーカー等と実際の訪問看護サービスを提供する「訪問看護ステーション」のマッチングをWebサービスで行います。これによりメディカルソーシャルワーカーは、訪問看護ステーション1件1件に電話やFAXを行う必要がなく、スムーズに入院患者様が病床から在宅へ移行することが可能になります。ご本人様(ご家族様)からのサービス利用料の決済代行もサービス上で実施し、結果として入院患者の退院調整率の増加と病院と訪問看護ステーションの効率的な連携、退院調整業務の負担軽減を実現することができます。

プロデューサー

株式会社ホスピタリティ・ワン 代表取締役社長 高丸慶

ディレクター

株式会社ホスピタリティ・ワン ディレクター 原伊織

プロデューサーとして本Webサービスのデザインに携わっています。

発売予定
2016年8月2日
価格

58,000円

販売地域

日本国内向け

仕様

ウェブアプリケーション Chrome 最新版で確認済み Internet Explorerd最新版で確認済み

受賞対象の詳細

背景

市場動向として、高齢者を対象とした介護予防・生活支援サービスの市場規模は2014年に6800億円の見通し。団塊の世代が75歳を迎える2025年には1兆3000億円に迫るとの予測。また弊社も訪問看護ステーションとして約8年間訪問看護を行ってきたため、退院調整時に病院と訪問看護ステーション、入院から退院へと移行するご本人やご家族の3者それぞれの課題やニーズを肌で実感していたことが開発のキッカケです。

デザインコンセプト

病院、訪問看護ステーション、ご本人の3者が抱える課題を解決し、ニーズを満たすようなビジネスモデル設計

企画・開発の意義

従来、紙や電話、FAXでやり取りされていたメディカルソーシャルワーカーと訪問看護ステーションの退院調整をWebサービスによって代替し、「病床から在宅へ」という国の施策に沿って必要とされている退院支援業務を円滑かつ負担軽減します。病院は病床の回転率を上げることができ、訪問看護ステーションは保険外サービスを受注することで新たな収益を得ることができ、利用者様は在宅での医療サービス享受が可能となります。

創意工夫

ビジネスモデルを設計する際に収益性を特に意識しています。売上の観点では、全国の訪問看護ステーションに本Webサービスに加盟して頂き、本Webサービスを通じて加盟ステーションが実施した退院支援案件から手数料を頂くモデルであることから、プラットフォーム型ビジネスとして、加盟する訪問看護ステーションや病院のメディカルソーシャルワーカー、退院支援サービス案件が増えるとともに売上も比例して増加するモデルとなっております。コストの観点においては、自社として訪問看護ステーションの店舗コストや看護師などの人件費を抱えることなく、マッチングシステムの初期開発コストとサービスリリース後の運用/メンテナンス費用のみの負担となるため、前者と比較して低コストでの事業継続が可能となる点が挙げられます。

デザイナーの想い

患者様の退院調整時に、メディカルソーシャルワーカーと訪問看護ステーションが調整のやり取りを電話やFAXを通じて都度行っている事実を知ったとき、この領域でイノベーションを起こし、Webサービスを活用して業務効率化及び全てのエンドユーザーが医療サービスを教授できるような製品を開発したいと考え、ユーザーの性別や年代に合ったUI/UXデザインを構築することを意識しながらデザインや製品の開発を進めています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

taishi-navi.com(現状このURLにサービスの構築はまだできていません)

審査委員の評価

入院患者の退院調整は,病院,訪問看護ステーション,本人の間の複雑な調整を必要とする面倒な作業となっている.この面倒さを軽減するためのマッチングがデザインされたWEBサービスである.退院に関係する複数のステイクホルダーが抱える課題を分析し,利害関係や調整関係などをきめ細かく整理して,様々なサービスとの連携を実現することでステイクホルダー全てがメリットを享受できる仕組みのデザインは大変に魅力的である.決して複雑ではなく,分かりやすい構成となっており,社会システムを変革するような可能性を持ったデザインとして高く評価したい.

担当審査委員| 青山 和浩   上田 壮一   ナカムラ ケンタ   閑歳 孝子  

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