受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
避難所で長期間にわたる生活を強いられる被災者に対して、プライバシーを確保するための間仕切りである。紙管をフレームとして用い、布を簡単に掛けるだけで組み立てることができる。 基本ユニットは2m x 2mで囲まれた空間であるが、紙管の梁は連結することができ、グリッド状にいくらでも拡張することができる。そのため、1ユニット(2m x 2m)だけ使うこともできるし、布を掛ける場所を変えることで2ユニットや4ユニットをまとめて間仕切ることができるので、どのような家族構成でも対応できる。 紙管に掛けた布はカーテンのように開閉できるので、避難者の健康状態も確認でき、避難所を衛生的に保つことができる。
- ディレクター
原野 泰典
- デザイナー
坂 茂
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坂 茂
- 詳細情報
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http://www.shigerubanarchitects.com/works.html#disaster-relief-projects
- 利用開始
- 2011年3月
- 販売地域
国内・海外共通仕様
- 設置場所
震災後の避難所