GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
木造賃貸アパート [プラットフォーム]
事業主体名
株式会社シノケングループ
分類
住宅・住空間
受賞企業
株式会社シノケングループ (福岡県)
株式会社シノケンハーモニー (東京都)
AIUEO STUDIO株式会社 (東京都)
大森真樹建築設計事務所 (東京都)
ito.+伊藤教司建築設計事務所 (愛知県)
受賞番号
16G100837
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本計画は全国的に展開する木造賃貸アパート事業における、新しい“ワンルーム”住戸ユニットの試みである。 この“ワンルーム”住戸は、間口2.4m程度の細長いチューブ状の居室の箱に、浴室等をまとめた小さい水廻りの箱を付随させたような構成をしており、この住戸2戸を互い違いに組み合わせてできる居室-水廻り-居室のサンドイッチ状のユニットを反復することで、共同住宅を形成している。 居室の大きさと細長い平面形によって様々な家具(行い)が一室空間の中にリニアに配置され、小さいロフト空間と相まって、従来の“ワンルーム”住戸にない営みや、多様な暮らし方を実現することができる新しい住戸となった。

プロデューサー

株式会社シノケングループ 代表取締役社長 篠原 英明

ディレクター

株式会社シノケングループ 代表取締役社長 篠原 英明

デザイナー

株式会社シノケンハーモニー+AIUEO STUDIO 株式会社 佐々木純也+大森真樹建築設計事務所 大森真樹+ito.+伊藤教司建築設計事務所 伊藤教司

佐々木純也+大森真樹+伊藤教司

詳細情報

http://www.shinoken.co.jp/

発売予定
2016年8月
価格

60,000,000 ~ 10,000,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

福岡、首都圏、大阪、名古屋、仙台

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

極小水廻り空間と、両端開放のチューブ状の居室による、居室最大化の“ワンルーム”住戸

背景

今回の計画は、年間約4500戸を全国的に供給する木造賃貸アパート事業の新しい商品開発ということで始まった。多くの22㎡前後の賃貸“ワンルーム”は、計画的・経済的・事業的に合理性があるからか、短冊状の住戸を玄関側に水廻り、奥に居室とした構成となっているが、同様な合理性をもちながらも別の住戸形式や生活のあり方があるのではないかという思いから計画を進めた。

デザイナーの想い

22㎡程度の賃貸事業の“ワンルーム”は、その狭さゆえか、どうしても計画的、事業的合理性が先だってしまうように感じる。その中で、住むことの喜びや楽しさを喚起できる可能性をもった、別の住戸ユニットを提示できたことは非常に喜ばしく感じる。今回のマスな住宅市場での試みが、“ワンルーム“の多様なあり方のきっかけになればと考えている。

企画・開発の意義

本計画の“ワンルーム”住戸は、その居室の広さとプロポーションなどにより、従来のものとは異なる空間性や営みの可能性がある。また、この単純な構成の住戸ユニットの考え方は、従来型の“ワンルーム”と変わらない計画上の合理性を有していると考えている。 全国的に展開するデベロッパーの事業として、このような従来とは異なった生活の可能性を提示できたことは、非常に意義のあることと感じている。

創意工夫

22㎡前後の居室を最大化したといっても、せいぜい10畳強の広さであり、部屋のプロポーションによっては、ベットやダイニングがごちゃまぜに同居した部屋になってしまう。本計画では、居室を間口を2.4m程度の長方形の平面とすることで、ベットやダイニングテーブルといった家具がリニアに並び、行為が一室空間の中に並列して存在するようにした。 また2住戸を1セットとした居室と水廻りの箱がサンドイッチ状になったユニットの水廻りの壁を構造壁とし、居室の両端部を開口とできるようにした。このことで、室内の強い方向性をなくし、外光と通気をとりいれた豊かな室内環境を実現している。 さらに市場流通を踏まえ施工性やコストメリットから一般メーカーの標準サイズの商品を選択し、その中でデザインをコントロールした。

仕様

木造賃貸アパートシリーズ商品

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社シノケンハーモニー
株式会社シノケングループ
株式会社シノケンハーモニー

審査委員の評価

既存の住宅の形式として膨大な物件が残存する、いわゆる木賃アパートを見直し、その価値を高めるデザイン提案である。注意深い構成設計が評価された。提案にとどまらず、展開が実現してゆく経緯を見守りたい。

担当審査委員| 手塚 由比   石川 初   長坂 常   日野 雅司   松村 秀一   Gary Chang  

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